養老孟司氏は、
日本の解剖学者。東京大学名誉教授。

2003年ベストセラー第1位、
『バカの壁』(新潮社)の著者としての方が有名かも。

「バカの壁」という言葉は、
同年の新語・流行語大賞を受賞しています。

心の問題や社会現象を、
解剖学その他専門的な知識を用いながら、
一般人にも分かりやすく解説する養老孟司氏。

その養老氏は、
「人間の死亡率は100%だよ」
と言って笑われるそうです。

確実なことが何もないこの世の中で、
自分がいつか死ぬということだけは、
唯一確実なこと。



こんな考えをつきつめると、
『生きているだけでありがたい』
『日々の平凡な日常こそが奇跡である』

という人生観に至る、とか。



日常の『今、ここ』の体験の中で感じられる、
ごく当たり前の感覚を、
奇跡として有り難く受け止めて生きる。


それは、とっても人間らしい生き方。



人間の感覚の中で、
『今、ここ』という感覚については、
アインシュタインもその不思議さを認めていたけれど、
それがどうやって生みだされるかは未だ解明されていず、
現代の科学をもってしても、
コンピュータやロボットの人口知能では生み出せないものだから。



脳科学者茂木健一郎氏によると、
私たちの前の時代を生きていた人たちも、
私たちが体験しているような
『今、ここ』を体験していた。
江戸時代の人も、縄文も、弥生の人も。
・・・・・
そんな不思議に思いを馳せていると、
人生、うまくいかなくても苦しくても、
生きているだけで有り難いと改めて思えてくるから
それが最大の不思議である。

とのこと。



『生きているだけで有り難い』と思うのは、
最も人間らしい、正しい考え方。


それでも、時として
『生きているだけで有り難い』
と考えるのはそれなりに難しい。。。


『生きているだけで有り難い』
と思える人間になれるよう、
人はいろいろな事を学び、
いろいろな体験を重ねるのかもしれない。



そんな事を考えました。



お友達が送ってくる冊子『佼成』(2016年1月号)寄稿文
脳科学者茂木健一郎著 「生きている不思議」より



KoKoRoの声

2016年2月26日金曜日。
夜のお散歩の時、
いつも一服する夜景のきれいな場所で携帯をのぞいてみた。
(みんなの手術の成功をお祈りする場所無宗教だけど

17:26に新着メッセージ。
私の特別な友人からメールが入っていた。


雪が積もったりして、いつまでも寒いねー。
夜の散歩には気をつけて。
風邪などひかぬように、ご自愛ください。



ありがとう
短いメッセージに泣けてくる。


全身麻痺の状態で、20年以上ベッドの上の友人。
『生きているだけで有り難い』
と、思えているんだろうか。


私は、
『あなたが生きているだけで有り難い』
と思う。

いつも、心が折れそうな時、
あなたが頑張って生きていることが、
私を勇気づけてくれるから。


『あなたが生きているだけで有り難い』
と思う私は、
きっと我儘な人間なんだと思う。



友人について書いています。
『特別な友人』
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-39.html

友人に会ってきました。
『「またね」は再会を願うことば~好きな挨拶~』
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-527.html
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徒然に。


なんとなく一言。



友人に心配されてしまった。


「明けましておめでとう。今年もよろしく。
ところで、年末調子が悪かった?」

という、短いメールで。


マズイ!と、思って、
12月下旬に指を怪我してしまったこと。
そんなこんなで、クリスマスカードを出し忘れ、
年賀状手配が遅れてしまったこと等々
言い訳を書いてメールした。
(名付け親が亡くなってバタバタしていたことは書かなかったけど)



情けない。


私より、ずっとずっと具合の悪い友人
心配させてしまうとは。



言い訳とともに、遊びに行くねと書いたら、
「いつでもいいよ。寒いから。
暖かくなってからでもいいし。」

と、またまた短いメールが返ってきたけれど、
今日、会いに行ってきた。


会えてよかった。


私の顔を見て安心しただろうし、
私も顔を見られて安心した。


最近の医療は素晴らしい。
動けないという事実以外は、
友人はとても元気そうに見える。




辛いことも、哀しいことも、
人には見えない。


人にどう見えるかは、本当はあまり意味がない。
あまり意味がないけれど、人にどう見えるかが気になる。



人間って難しい生き物だと思う。



なんとなく一言。



私は“見え方”を治したけれど、
本当に治したかったのは“生き方”だったように思います。

見えていない心は、
時として自分にも本当のところが分かりかねます。 




2017年の目標は、友人に最適な医療を見つける!
私の友人についてはこちら。
『特別な友人』
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-39.html

「またね」は再会を願うことば~好きな挨拶~」
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-527.html

介護ロボットを、介護の場に活用する動きが高まっています。



2018年度の介護報酬改定では、
介護ロボットを導入している事業所に対して、
介護報酬を加算することが検討されるそうです。


厚生労働省は、検証に参加する介護施設を、
40施設ほど募る予定です。




加算されることになれば、
介護施設での介護ロボット導入の気運が高まりそうです。
更に、介護ロボットを購入する際の融資制度が拡充されれば、
時勢に乗るのがふつうです。
(無担保融資を上限300万から3000万円に引き上げるなど、大幅拡充が検討)




新聞によると、ある福祉法人では、
サイバーダインが開発した装着型ロボットHALを導入して、
排泄介助の人員が半減できたそうです。

介護の人手不足は深刻で、2月の有効求人倍率は3.33倍。
全業界の1.37倍を大幅に上回わるほどなので、
人手不足解消に悩む施設にとっては、
介護ロボットの導入がしやすくなる制度改革は、
願ったり叶ったりなのかもしれません。



介護の場に、介護ロボットがいる。
介護ロボットが介助してくれる。
こんな世界は、もうすぐそこです。





★KoKoRoの声★

とっても優しい友人のKさんは、
介護施設(のような所)で働いています。


とっても優しいので、
施設の利用者さんたちとの会話を伺っていると、
こちらの心がポカポカしてきます。



その施設に、かなり~の長い間入浴をしていない老女が来ました。
入浴介助をしたところ、まるでさなぎが蝶になるが如く、
きれ~な女性の姿が現れたとか。


「きれいね~」と思わず言うと、
「ありがとう~」と微笑んだので、
「あ、喋れるんだ~」とその後は会話が弾んだ。


こんな話を伺いました。ホッコリ




清潔なこと、大切です。
不潔だと体調が悪くなったり、病気になったりします。


同じくらい、会話も大切なんだろうな~と思います。



介護ロボットが、
“いい塩梅”で私たちの生活に活用されますように。





~追記~
介護ロボットは、利用者の声を反映して改良を加えることを前提とし、
購入されるより、リースやレンタルで使用されるべきと言う意見を講演会で聞きました。


もっともだな~と思います。


改良した新製品が出ても、
新たに買い替える余裕がある施設はそうはなさそうですから。






政府が購入のための融資制度を作ると、
「使い勝手のよい」リースやレンタル使用が普及し辛くなるかも。



“制度”が現場の声を反映していない。
こんなお話し、よく聞きますよね~。辛口でごめんなさい~




サイバーダインの「HAL」は、リハビリに効果を発揮するバージョンがあります。
海外での評価は日本以上
『ロボットスーツHAL医療機器として承認!~ サイバーダイン社』
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-398.html

『人に役立つ研究開発~サイバーダイン社長 山海嘉之氏~』
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-219.html


HALは、脳の深い関係があります。もしもの時のために知っておくとおとく。
HALは覚えておくべき「キーワード」です!一例として
『脳神経を鍛えるリハビリ、ニューロリハビリテーション♪』
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-167.html



2017年4月5日 日本経済新聞「介護ロボ導入を支援」より