脳神経外科の病棟ではいつもとっても忙しそうで、
この日も微小血管減圧術手術後だったA医師だけれど、
退院前説明時はかなりゆっくり時間を取って下さった。

思えば、手術前もたっぷり時間をかけて説明していただいた。
(この意味は私にとっては大きかった。
安心してぐっすり眠れたし、当日も動揺しなかった。)


必要な時には、
ちゃんと十分な時間を取ってくれる医師なんだな。
無駄口はたたかないだけで。




手術が終わって、ますます怖いもの知らずになってた私は、
「先生が何者か分からなかったから、凄く心配でした。」
と本音を言ってしまった。




医師は笑って
「そうだよね。こいつ何者って感じだよね~。
僕は有名人でもなんでもないから。」

「いえそんなことはないですけど。お若いから。。。」
「そうでもないよ。」
「でも、そう言われることはあるな~。」
「先生、お若いのに自信ありそうって。」(^.^)
「で、外来の時いろいろ聞いてくる人いるよ。」(^.^)

だって。







よくよく伺ってみたら、年齢、経歴、その他諸々、
どの質問にも躊躇なく即答。
(星座を聞いたら「ぎょうざ」と言われたけど。


初めから直接聞けばよかった。
Webで検索してもよく分からなくて、
勝手に心配して損した。


おまけに、
私が、自宅近所の数ある大病院でなく、
わざわざM記念病院のA医師を選択したとお話ししたら、
(上から目線な言い方だったかも
A医師の「目指す医療」のお話しまで聴けた。





私は、自分が片側顔面痙攣なんて言う、
聞いたこともない訳のわからない、
人がめったにならないような
病気になったことがどうしても納得いかなかった。


でも、おかげで立ち止まって、
自分の人生について考える時間が持てたし、
支えてくれている家族や友人に改めて感謝できた。
新しい出会いもあった。


そして、今日は、
『自分の頭で勝手に解釈、想像するのではなく、
人間同士は向きあって、きちんと対話しなければならない』

って当たり前なのに、
自分には出来ていなかった事を確認することもできた。


私には、出来ていないことがたくさんあったから、
与えられた時間だったのかな、って今は思う。








これってコジツケかな・・・
でも、ものは考えよう って思いたい。




とにかく、
私はA医師と向きあって対話ができて、またまた満足した。
この日は私の先生はよく笑ってた






◆【伺ったA医師の経歴】

1967年生まれ。
群馬医大を卒業して脳神経外科歴は既に20年。(2014年現在
M記念病院に来る前は、2年間海外留学
2007年4月からM記念病院に赴任。
2012年まで5年間、前部長T医師と共に頭蓋内微小血管減圧術
専門的に関わる。

※その他、山梨大学脳神経外科所属時代や留学中の論文有り。
「もうすぐ米国雑誌に三叉神経痛の論文が載るよ」とのこと。
2016年追記



◆【手術方針・実績】

A医師はT医師と共に5年間手術に携わり、T医師退職後は、
片側顔面痙攣、三叉神経痛、舌咽神経痛の治療を継続。
術前術後管理を一貫して1人でを行う。

本人の症状を優先して診断、治療を行う。
(MRII画像で責任血管が確認できずお困りの方 の診断多数)

2013年度微小血管減圧術手術件数:100件程度
軽度の顔面麻痺患者1名 / 聴力消失者0名
治癒率90%以上確定(2014年現在治療継続中)

NEW
2015年・・・121例
2016年…148件
(2016年1月~12月実績/全国トップレベル)






◆【このページだけを読んでいる方への補足】~情報~

M記念病院は、微小血管減圧術を日本に伝えたH医師がいた病院。
多くのスタッフが、微小血管減圧術の手術に精通。

T医師=日本における微小血管減圧術の最多手術数を誇る医師。
(2014年現在)

たくさんの医師を受診した結果、私が得ていた情報
2013年度片側顔面痙攣のA医師の微小血管減圧術手術実績は、
T医師と比べて遜色ない


●2017 年現在『アンの日記』を綴り続けています。
手術を終えたたくさんの方からお礼のコメントを頂くので、
始めた当初より、A医師についての情報を公開、追記しています。
A医師についての情報はこちら
『私の執刀医について~頭蓋内微小血管減圧術の症例数を見て~』
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-547.html
PubMedについての解説も記載









微小血管減圧術最多症例数を誇る(2013年)T医師から受けた
私の診察の様子はこちら。
「片側顔面痙攣(微小血管減圧術)の手術の難易度~By日本で一番の名医T医師」
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-24.html

M記念病院の手術室の様子はこちら。
「片側顔面痙攣 M記念病院(外来1回目)~手術のイメージはF1チーム!」
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-86.html
手術創写真掲載
「ICU不要」「早期離床」について説明。

MRII画像で診断できず“病気が特定できない”とお困りの皆さんへ
「片側顔面痙攣~MRI画像検査が全てではない。症状優先~痙攣Part1」
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-183.html

M記念病院A医師の患者は誰でもなれます
紹介状無しでも電話予約できるとのこと

予約の取り方にも秘訣はあります。まずは「予約の一工夫」を必読!
「紹介状=診療情報提供書について~専門医の予約の取り方」
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-241.html

「手術のための紹介状~患者の権利(=フリーアクセス)~予約の工夫!」

http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-17.html





--≪サイトマップのご案内≫-------------------
病気と向き合い、
自分にとっての“最善の治療”を望む全ての方へ


『ご挨拶・ご案内頁~サイトマップ~』
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-121.html

アンの日記『はじまり・・・』
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-1.html
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お急ぎの方はこちら。どの病院でもご利用できます。
『手術の成功率をあげるKEY~コンパクト版~』
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-18.html

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医師から頭蓋内微小血管減圧術の退院前説明を受けた。
私はもっとも手の掛らない患者のうちの一人だと言われた。

私としても大満足の結果だ。
右側の片側顔面痙攣の手術は。

随分長く、A医師から説明を受けた。
と言うか、いろいろお話しをした。
3回ベルが鳴って、A医師は対応していた。
とうとう、看護師さんがそーとのぞきに来ていたけれど、
(私も気づいたし、多分A医師も気づいていたと思う)
医師は、私から視線を逸らさずにじっくりとお話しをして下さった。


左側の血管が神経に当たっていると、とうとうA医師が認めたけれど、
だからと言って精神的にショックを受けたりはしなかった。
世の中の医師が認めようと認めまいと私は既に痙攣を感じていたし、
その “感じ” は間違いなく片側顔面痙攣のものだと思っていたから。


どんな片側顔面痙攣のエキスパートの医師でも、
その感じを表現することはできないだろう。
だって、自分はなった事がないんだから。

どんなエキスパートの医師よりも、
私の方がこの感覚を知っている。



それに、
実のところもう別の病院で、
左側も血管が神経に当たっていることは教えてもらっていた。

ただ、
片側顔面痙攣の権威であるT医師と、その技術を継承しているA医師の二人は、
私の
「左側も痙攣を感じるんですがどうでしょうか?」
という質問に、即答で
「そんなことは無い。」
とお応えになった。

本当に、そっくりな言い方だった。
これが “師弟” なのかな。
二人は全然似たタイプではないのに、面白いなって思う。



片側顔面痙攣のエキスパートの先生方は、
たとえMRI画像で神経を圧迫している血管がみつけられなくても、
症状が出ていれば開頭手術を行う。

そして
画像に映し出されなかった血管や他の原因となる圧迫物をみつけて減圧する。
症状が優先だ。



このことは、他の一般的な脳神経外科医からすると奇異に見えるらしい。
他の脳神経外科医師は
「僕達脳神経外科医は、普通、MRI画像に何も映し出されなければ開頭手術はしない。」
「でも、T医師は開けちゃうんだよな~。」
と話していた。

そして、このM記念病院のA医師もその方針を継続している。

では、
もう既に血管が当たっているのは分かっていて、まだ軽い症状の患者に、
症状が酷くなる前に微小血管減圧術をしてくれるのか?
応えはNO

理屈でいったら、長い期間血管が神経を圧迫し続けるより、
神経への負担を軽くすませるために早くに手術をすべきなのではないかと思う。

でも、応えはNO

あくまで症状が優先だ。
この症状優先の方針で救われる方がいらっしゃると思うので、
きちんと書いておこうと思う。




私に関して言えば、
A医師が血管の存在を明らかにしたからと言って、
本当に私はショックを受けたわけでじゃない。
これは強がりじゃない。

心底、分かってた。
自分の痙攣が既に始まっていることは。
2013年の6月4日。
この日、あきらかに確証をもてるような左目の痙攣を見た。
(当然、もっと前からかすかに感じてはいた。)
それをきっかけに、私はとにかく急いで積極的な治療を始めた。
両方の痙攣が酷くなったらと思うと、
さすがに生きていく自信がなかったから。

そして、先に始まっている右側の手術をする決心をした。





私が泣きたくなったのは、安心したから。

A医師が(もし、なったら)
「また僕がやるから問題ない。」
「まずは、今を楽しみなさい。」

って言ってくれたから。

本当は、100%治る保障なんて無いことは分かっているけれど。
私がその事を知っているって、A医師も分かっていると思うけれど。


それが分かっているけれど、私はその嘘を信じる。
人は、嘘で救われることもあるもんなんだな。


A医師は、本当に嘘が上手なお医者様だと思う。


この病気になって、私はずいぶん強くなった。



私が治療を積極的に始めた日のこと。これは、私のタイミング。
きっと皆さんには皆さんのタイミングがある。
2013.06.04「まずは、脳神経外科でのMRI検査!それから鍼治療」
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-9.html

片側顔面痙攣は、頭蓋内微小血管減圧術が根治手術です。
手術をお考えの方は、病院・医師を選択する際にこちらをご活用ください。
「微小血管減圧術の手術の成功率をあげるKEY」(コンパクト版)
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-18.html
微小血管減圧術は、トランスポジション法とインターポジション法に大別され、
どの方式で手術するかによって成功率・再発率が変わります


 3月になりました。
“3月” になっただけで、なんだか“春”がやってきた気がしますね。


私としては、先週から “春” を感じていますけれど・・・。
悪い意味で。

先週から、花粉が飛んでいます。
何でこんなに眠いんだろう。生活がままならない。(頭が回らなくてブログが書けない。)
と思っていたら、目がかゆくなり、鼻水が出てきました。

昨年、手術後は花粉を全く感じなかったので、
もしや開頭手術後は体質まで変わったか!と思いましたが、
そんなことあるはず無いですよね。

手術後は、抗生物質のせいか何かで免疫が落ち、
花粉に反応しなくなっていたんだと思います。
今年は、無事に(つまり健康だから?)
花粉症の反応が起こりました。\(^o^)/(←やせ我慢)




で、先ほど耳鼻科に行ってきました~。

耳鼻科は、徒歩圏の普通の耳鼻咽喉科専門病院。
Y医師の医療知識は広く、私の過去の病歴一つ一つについてコメントを出せる程です。
(私の病歴はユニークで、普通コメントまで出せません。)

ここ数年の間に、良性突発性頭位眩暈症でも診察を受けていて、
日頃から安心して受診できる医師だと思っています。




珍しくもない耳鼻科の診療について何で書いているかと言うと・・・

M記念病院A医師の宣伝

をして来たからです。

A医師の微小血管減圧術の年間症例数が多いこと
M記念病院看護師が微小血管減圧術患者の対応に慣れていること
同じ患者さんが入院していたりすると安心できること
ICU不使用で対応でき、入院費が安いこと
早期離床ができるので、日常生活復帰が比較的用意であること
私自身は、術後直後から体調がいいこと
私の痙攣の経過(今は痙攣消失)

こんな事を話してきました。
耳鼻科ですから微小血管減圧術についてはご存知ですし、
元々色々なことに興味を持って、アンテナを広く張っている医師なんだと思います。

術創までお見せすることになりました。

で、先生のセリフ。

「こりゃ~わかんね~な~。」
「髪ん中だもんな~。見えね~よ。」
と丁寧に術創辺りを触られて、ややへこんだ辺りをみつけ、
「ここかな?。専門家じゃないと分かんね~な。専門家でも分かんね~か?」
なんておっしゃってました。

イケメンなのに、何故かベランメー口調なんですよね。この先生。

私の病院での治療話に、

「そっかー。覚えとこう。」
と言いつつ、
M記念病院だよね。」
と一言。

きちんと記録してあることにびっくり\(◎o◎)/!
(さすがに記憶ではないと思います。記憶してたら尚凄い!)

やっぱり、この医師もきちんとした医師だな。っと益々安心。
満足の診療でしたー。



お話ししたかったことは・・・
M記念病院A医師執刀だったお仲間さんは勿論、
その他既に微小血管減圧術を受けて術後の調子がよく、治療に満足しているお仲間さん。

耳鼻科、眼科、神経内科など、
微小血管減圧術の窓口になる科や医院を受診した際には、
自分の執刀医師・病院の宣伝をしましょう!

何と言っても“稀” な病気ですから、
町の医師たちの知識は不足しています。

小さな情報提供が、同じお仲間さんの最良の治療へのお手伝いになるかもしれません。


今日の一歩が、皆さんの最適な治療への一歩になっていますように。
皆さんの治療が、他の皆さんの最良の治療への一歩になっていますように。





KoKoRoの声

そう言えば、去年の今頃、
入院前に多めに花粉症の薬を出してもらうためにY医師に手術の話をしたな~。
その際、乳突蜂巣を開けると話したら、
「そりゃ~開けたくないだろうにな~。」
と言われ、
「・・・・・・」
と不安になったんだったな~。


手術前は、限りなく不安だった。かな。今思えば。
(自覚していなかったけれど、これだけ調べているのだから不安だったのかな。

私が一人で感じていた気持ちは、
他のみんなは味わう必要はないと思う。

他のみんなには、
楽しいことを考えて、どんどん治癒力をアップしておいて、
私以上に “良い術後経過” を手に入れて欲しいと思う。

そのために、私は “アンの日記” を書いているんだから。