看護師さんの「ご主人、まだいらっしゃっていません。」と言う声が聞こえ、
「間に合わなかったんだな。」と思ったのが手術後の最初の記憶。

どこの場所での記憶だかは分からない。

はっきり眼を開けた時には自分の病室のベッドにいた。

顔が軽い
っと思った。
顔が重いと思ったことはなかったのに、不思議と目覚めた時には顔が軽いと思ったのだ。
鏡を見てもいないのに、あ~治ったと何の迷いもなく思った。

そう!
書き忘れるところだったけれど、M記念病院ではICU(集中治療室)を使わない。
どの病院でも微小血管減圧術手術後すぐ~数日はICUに入るから、当然私もそうだと思っていたのに。
最初から、普通の病室で治療を受ける。

夫が私に気づいて「お、目覚めたー。」
と声を掛けてきたので、手を伸ばしたら握ってくれた。

手術は成功だってよ。(血管は)じゅうぶん寄せられたって。」
「A先生は、説明は簡潔だし、いつも落ち着いていていいよね。こっちが安心できる。」

とA医師に感謝していた。

夫は、一筋縄ではいかないビジネスマンだ。(結構小難しいところがある)
夫に「簡潔」「安心」なんて言葉を吐かせるとは、A医師はやっぱりタダ者ではないな。
と考えられるくらい、頭ははっきりしてた。
でもうっかり起き上ろうとしたら、いきなり吐き気が・・・。

やっぱり、手術後いきなり元気とはいかなかった

そのあとで、娘がやってきた。
娘の顔をみるといつも思う。

「病気なのが私でよかった。」って。
まして、片側顔面痙攣なんて顔に症状が出てしまう病気ならなおさら。



私が片側顔面痙攣の学会報告やら資料やらを必死に読む理由のひとつに娘の存在がある。
遺伝性はないのかな?
という心配があるから。
私は、資料を読んで、グレーなんだなって考えている。
A医師がどう考えているかは知らない。
片側顔面痙攣は、血管が顔面神経を圧迫しているという事実がはっきりしているわりに、
何故痙攣そのものが起こるのか、何故責任血管を寄せても痙攣が治まらない人間がいるのか、
はっきりしたことは分かっていない病気だ。
私自身は、痙攣が起きる前から、
顔についているはずのない髪の毛がついているように感じたり、
頬をティッシュで触れられたようなくすぐったいような感じがしたりしていた。

他の人はどうなんだろうと思う。

みんなが感じている詳細を全部集められたら、
今言われている事以上の何かが見つけられないのかなって思ったりもする。


しばらくして二人とも帰った。


手術後から、翌日5時半までは起き上り禁止。
その間、私のお世話をしてくれていたのは、私の担当看護師のハイジちゃんだった。

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2014.04.25「片側顔面痙攣 M記念病院(術後外来1)~③手術のイメージはF1チーム!」
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