片側顔面痙攣の微小血管減圧術(トランスポジション法)を受けて
退院後2週間。
微小血管減圧術は、片側顔面痙攣・三叉神経痛・舌咽神経痛共通の手術方法です。
 原因となる神経が異なりますが、その他多くの点で同様です。



手術前には、
リスクの話ばかりをされたような気もする。



でも、2週間後の初外来日だったこの日、
『微小血管減圧術手術チーム』のチームワークを
『F1レースのピット』に例えて話してくれたA医師は、
手術のリスクを最小に抑えるため
成功率を高めるためにされている、
安全対策についてもお話しくださった。キイテキイテ~



M記念病院
◆【手術を成功させるための安全対策
~困っている日常を困らない日常にするために~

1.手術前戦略!
入院前には、入院コーディネート室で情報収集

経験豊かな看護師が、
患者さんの過去の病歴、服薬歴、本人の体質、家族の病歴などを時間を掛けて問診しています。
手術前に服用を中止しなければならないお薬もあるので服薬名は正確に伝えましょう!
確かにたくさんお話ししました。先生にちゃんと伝わってるんですね。


②入院後は、病院スタッフが患者さんとコミュニケーションをとることは非常に大切です

  手術前日に、薬剤師、麻酔科医、手術看護師がご挨拶に行っているはずです。
  手術室看護師がご挨拶に行くのは、特に珍しいと思いますよ。
  勿論、単なる挨拶ではなく情報収集も兼ねています。
  それぞれのスタッフが、違う立場から取れる情報もありますからね!
 


2.手術室内での安全対策

①手術看護師・麻酔医師・執刀医師から本日のご挨拶
 前日に訪問している看護師なら「昨日お伺いした○○です。」
 訪問していない看護師なら「昨日はお伺いできませんでしたが、今日担当する○○です。」
 と挨拶しているはずです。 覚えていますか? 
全く覚えていませんです。。。
 


②病棟看護師、手術看護師、麻酔科医師、執刀医師による、患者名・患部の確認
 4者揃って確認終了後、手術室に入室する。
自分で歩いて手術室へ行きました。
自分で名乗っているんですから間違えようがないですよね。
意識があっても、アットホームな感じがして不思議なくらい怖くなかったです。


    
適切な身体位置を設定=正しい体位をとる。
まずは、脳の奥深い部分で適切な作業を行えるようにしなくてはね
(A医師は開頭範囲の設定に対してかなりのこだわりがあるとのこと。)
と同時に、患者さんの身体への負担が少ないような体位でなくてはなりませんね。
そのため前日に手術看護師が体の可動域をチェックしていました。
可動域は人それぞれですからね。
手術室での自分の様子は、あんまり考えたくないです。
術後、何処も痛くならず痣ができなかったのは、体位への配慮からなんですね。

全身麻酔科では、本人が痛みを感じないまま
神経への過剰な圧迫が起こってしまう危険があるので、
手術の際の体位への配慮はとても大切です。



④院内で決められた原則(手術室退室の管理)に基づいて退室します。



3.手術後の戦略!

入院コーディネート室、薬剤師、麻酔科医師、看護師の事前収集した情報は共有します。
「情報を適切に共有する事はとても大切です。
大きく治療に関わることがありますからね。」


②他の疾患がある場合は、必要に応じて他科とも連携をとって対応しています。
「他科との連携プレーは、他の病院には負けてませんよ~」


③経験値の高い看護師によるケア。
「皆注意点がよく分かってるんだよね。髄液漏れのチェックとかね。」プチ自慢





こんな感じでお話しをして下さった、はず。
人のお話しをまとめるのって難しい。
今回は、かなり悩んでしまった。




医師や看護師に質問されるとき、
「言いにくな」とか、
「ちょっとカッコ悪いな」って思ったり、
「記憶があやふやだから適当に言っておこう」
なんて思って、
答えを作ってしまうこともある。

元々の体質や、薬、日頃の運動量、家族の麻酔歴etc.そうした情報から、
手術中・後の容態悪化=事故がおこらないようにするため
安全対策が取られていると考えると、
いい加減に答えてはいけなかったんだな~と、
今更ながら思った。
(実のところ、チョコチョコ隠していたことがある


今日のA医師の話は、
手術前に伺いたかったな~。





これから手術を受けられる方は、
自分の情報は、手術を成功させるために、
そして安全対策のために、
自己判断せずに病院スタッフに全部お話ししよう


病院では、個人情報はいっぱい流出させちゃおう!




手術の成功率をあげるために、
まずは『自分でできること』から!
  


賢い患者になるために!その1から3までどうぞ
『上手に医者にかかる10カ条』
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-294.html

手術後の回復を早くする最新医療について
『術後回復能力強化プログラム』
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-336.html
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