むか~しむかし、
痛みを我慢すると痛みの神経回路ができて
傷が治っても痛みが残る」

と聞いた気がしたので、
片側顔面痙攣の微小血管減圧術の手術後は、
私は痛みは一切我慢しませんでした。



「こらえ性がないって思われないかな。」
「坐薬は恥ずかしい。」

なんていう、日頃私が捉われている、
羞恥心倫理観常識も全てふっ飛ばして甘えまくりました。

結果、
順調な回復ぶりに、主治医のM記念病院A医師からは、
「術後最も手のかからなかった患者。」
と言っていただけました~。ブラボー



本人も驚くほどの快復ぶりだったので、
自分の行為は間違っていなかったと自負していましたが、
痛みのコントロールが遅れると治癒が遅れる。」
と言う記事を読んだので、
改めて痛み治癒について調べてみました。

これから手術の皆さんにお役に立ちそうなので、
ご紹介しますね。
(日常でも役立ちそう!)



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◆【痛みと治癒の関係について】
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1.手術の痛み=術後痛

手術により傷つけた神経組織や部位が炎症を起こすことによっておこる痛み。
時間の経過とともになくなる。
安静時の痛みは、1~5日程度。
同じ手術を受けても、「痛みの程度」には個人差がある。


2.痛みの悪循環

いつまでも痛みが続く・我慢する

交換神経が緊張

血流が悪くなる

傷口への酸素・栄養が不足する

治癒が遅れる

発痛物質が生成(カリウムイオン・セロトニン・アセチルコリンetc.)

痛みの範囲が増す・更に痛む



交換神経の緊張が続く             

この悪循環が続くと、
一般の治療で痛みを取る事が難しくなります。(慢性痛など)


つまり、
痛みの感覚は、傷の治りを遅くする。
たから、痛みを我慢するのはやめて、
痛みの対処を早目にお願いしようね~

ってことです。


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◆【術後痛が激しい・長引く場合の影響】
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~間接的意味~

患者の活動性が下がる
自然治癒力が下がる。回復が遅くなる。

痛みのために咳や深呼吸ができなくなる
呼吸器障害が発生しやすくなる。

心拍数増加・血圧上昇
心臓への負担が増す

離床が遅れる
深部静脈血栓症・肺血栓栓塞症の原因となる。

手術創周辺の筋肉が攣縮
血流が悪くなり、手術創に十分な栄養と酸素が行かなくなる。


痛みの悪循環・快復が遅れる
慢性痛へ進展する可能性も!







「痛みの感じ方」は個人差があるので、
「痛みを止めるために必要とされる薬の量」は様々です。


「痛み」は個人的なものなので、
ベテランの医師や看護師であっても計り知る事はできません。

「痛み」は自分で申告することが大前提!
遠慮は禁物。



痛みは医療の力でコントロールして、
治癒力・治癒率を高めましょう~!




現在の痛み止め・鎮痛剤は、
医師・薬剤師の指導のもとで適切に使用すれば副作用はほぼありません。

ただし、
「不慮の事故」をおこさないためには、
個々の体調・体質を考慮できるよう、
自分の過去の医療経歴・投薬経歴など
個人情報事前に病院側にお伝えしましょう!





手術を成功させるため、
術後の状態をよくするために、
個人情報を提供する』
”自分でできること”ですよね!
 







 豆 知 識 

怪我や病気の後に、
元々の疾患が治ったのに続く痛みを慢性痛いいます。

“神経の痛み”とも呼ばれます。

ジンジン、ピリピリ、焼けつく、しめつけられる等々
表現(感じ方)は人それぞれです。

慢性痛とは、
神経の誤作動で痛み信号が乱射される
「意味のない痛み」
だそうです。

言い換えると、
「意味のない痛み」「無いはずの痛み」を、
現実に感じてしまうのが、慢性痛です。


慢性痛にならないように、
痛みには早目の対処をおすすめしますが、
まんいち慢性痛になってしまった場合には、
専門の治療機関があるのでご利用ください。
詳細はこちら



『早期離床』を意識すると、術後の経過がすこぶる良い!
「手術の経過をよくするためのKEY♪~早期離床について~予防」
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-50.html

痛みについて知っていると、得することがいっぱいです
『慢性痛って病名ですよ~正しい痛みの対処方法~』
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-268.html

『日米の痛みの対処療法の違い~医療用麻薬について~』
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-342.html

どこを受診したらよいか分からない痛みについて
『総合診療科の役割』
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-133.html

考え方一つで楽になることがありますよ
『片側顔面痙攣の治療~上手に使おう主治医とサプリメント』
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-397.html

個人情報流出』の重要性はこちら。
「片側顔面痙攣 ~M記念病院④自分でできること=個人情報流出!」
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-89.html

2014年11月23日日本経済新聞 「クリニカルパス 他施設と比べ質を向上」
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