片側顔面痙攣で、頭蓋内微小血管減圧術の手術を受けて予定通り10日で退院。
私は、
手術後はすぐに痙攣が収まっていたのに、
退院直後からまた痙攣復活。
退院二週間後の外来時には、痙攣が残存した状態で受診。


手術後にM記念病院でいただいた
手術後の注意事項』片側顔面痙攣、三叉神経痛、舌咽神経痛患者共通)には
下記の記載がありました。

確 認
 
手術によって原因となったものは除去していますが、
顔面痙攣、三叉神経痛、舌咽神経痛の治り方には個人差があります。
手術後約2/3の方に症状が残存していますが、
退院後2週間から1ヵ月かけて消失していきます。
定期受診で経過を観察していきます。



私の場合、
注意事項に書いてあった通り結局退院後1ヵ月、術後1ヵ月半でほぼ痙攣消失。
だいたい2ヵ月で日常的には完璧に痙攣が治まりました。


今日は、私が手術から約3カ月後の外来最終日までに
失敗しちゃったこと
やったら具合が悪くなったことをまとめて書きます。(術後の症状術後の体調



■【退院後の注意事項】~私の場合~

●退院後日が浅いうちは、強い日光を浴びると体の負担が大きい。(私の場合熱が出た)
●車の運転時、痙攣が激しくなる。
●電車利用時、痙攣が激しくなる。
●テレビ等で光を見過ぎると痙攣が激しくなる。
●パソコン・書きもの等で、肩首筋が重くなる。(手術側の腕、肘も重くなることがあるらしいです。)
●携帯の持つ角度・使用時間に注意しないと、肩首筋が重くなる。
●重たい荷物を持つと、手術創(=傷口)が痛む。
  
本当に注意
うっかり持ってしまったら、3日間位安静にしていなければならないほど痛みました。
傷が開いたわけではないのですが、家族に見てもらうと確かに赤いと言っていました。

“重たいもの”と言わず、
直ぐにお仕事に復帰する方もできる限り物は持たない方がいいと思います



入院中、同じ脳神経外科の素敵な女医さんのW医師から
「M記念病院だからこんなに手術時間も短いしICUにも入らないけど、
本来ならICUに入っているような手術なんだから、自覚を持って気をつけなさいね。」

と注意されたことを肝に銘じて、
随分ゆったりと生活していたことも、
術後経過の良さにつながったのかなと思っています。




全てのことは、
私の個人的な術後の症状術後の体調に過ぎないのかもしれません。
でも、
知っていれば注意できる、具合を悪くしないでもっと早く治癒できること
かもしれないので記載しておきます。




これから手術を受けられる皆さん、または今経過観察中の皆さんが、
少しでも早く良くなられますように。

※上記のうち、「重たい荷物」は3,000円のゼリーの詰め合わせ2箱でした。



頭蓋内微小血管減圧術の場合、一般的にはICU(集中治療室)が利用されます。
ですが、M記念病院に限らず、微小血管減圧術の専門医で、
最新医療に即した病院ではICU未使用の手術が行われるケースが多数あります。

最新医療早期離床についてはこちら。
2014.04.05「手術後の経過をよくするためのKYE♪~早期離床について~予防!」
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-50.html

M記念病院A医師のICU利用についての考え・方針はこちらで確認。
2014.04.25「片側顔面痙攣 M記念病院~③手術のイメージはF1チーム!」
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-86.html


術後外来の際に使える医師への質問リストを作ってみました。ご参考まで。
「片側顔面痙攣の手術後・退院後~手術の内容確認チェックリスト~自分でできること♪」
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-215.html






 お仲間さん情報 

お仲間さんから頂いた情報を、追記していくことにしました。
他の皆さんのご参考になると思います。
(新しい情報コメントをお待ちしています!)

整骨院について
はるさんは、手術後3カ月は整骨院は控えるよう医師より指示を受けました。指示に従い、術後3カ月に整骨院で施術を受けたところ、軽度の頭痛を感じ、以降は軽めの施術をお願いしているそうです。

微小血管減圧術後は、首筋に痛みやコリ、違和感が有る方が多いのですが、整骨院・マッサージなとを受ける時には注意が必要なようです
私アンの場合。先日(2015年1月)、美容院での頭部マッサージの際、ちょうど穴を開けた部分に指を当てて上に引っ張られ、ビックリ。さすがに刺激が強すぎたようで、しばらくピリピリしていました。美容院でのマッサージにも、ご注意を。


美容院について
はるさんからの情報をいただきました。病院から出された「術後注意事項」を記載した頁に追記。
2014.04.10「片側顔面痙攣 入院9日目~手術後7日~②退院後について」
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-64.html


N E W
  
1年後の注意事項を追記しました。
2015.05.04「片側顔面痙攣手術後1年~近況報告~手術創部写真♪」
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-277.html



退院後の運動について
h&mさんは、とてもアクティブな生活をされています。
こんなお話しを聞くと、手術に不安を持っている方も安心するかも
術後48日でゴルフ/術後80日でスノ―ボード/術後5カ月でヨガ 再開

※術後一ヵ月で、海外旅行もされてるんですよ~。これには私はビックリ!
h&mさんの行動力は、とても私と同年代とは思えません。


注 目 皆さんからの反響の多い頁です。
 
手術をされたお仲間さんの情報をまとめた頁があります。ご参考にどうぞ。
2014.12.19「出たり出なかったりする気まぐれ片側顔面痙攣~痙攣part2」
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-184.html

この時期の手術創写真をアップしておきます。こちらをどうぞ
’14.06.27「片側顔面痙攣 外来最終日~手術創写真アップ~看護師さんへのご挨拶」
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-134.html
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今日は、片側顔面痙攣微小血管減圧術後85日目。
手術からほぼ3カ月経った。


手術では、責任血管を充分に寄せて、
問題が起こらないようにしっかり固定できた。
と、説明を受けている。


つまり、
微小血管減圧術(脳神経減圧術、神経血管減圧術、MVDなど同等の手術)
のうちでも、トランスポジション法
をとれたと言うこと。




医師のことは、
トランスポジション法ができる医師』だと確認していたのに、
私の血管の位置や状態によっては、
インターポジション法を取ると言われてしまっていた。
A医師は、手術前説明時に、
「手術は安全を最優先」とはっきり仰った。



手術前、私の本音は、
「耳に影響が出てもいいからトランスポジション法でして欲しい」
「痙攣が再発するより、片耳が聞こえない方がマシ」

だった。

健康な人には分からないだろうけれど、
痙攣でずっと煩わしい思いをしてきた人、
痙攣でずっと悩んできた人の中には、
私と同じような気持ちを持つ人もきっといると思う。


私の本音は、
私の心からの願いだったけれど、
A医師には言えないまま手術をした。





散々調べて、
いろんな覚悟で臨んだ手術だったけど、
結局、大きな問題は何も起こらなかった。


外来2回目のこの日は、
医師にお会いするのがとっても楽しみだった 。


診察室に入って直ぐ、
痙攣が収まったことをご報告すると、
いつもクールなA医師が、満面の笑みを浮かべて、
「そうでしょ!(^-^)
と仰った。
私も良いご報告ができてニコニコだったに違いない。



その他のご報告は、
●最後に大きく痙攣したのは術後45日目。車の運転中
●術後1カ月半頃までは、朝一番の反応チェックで痙攣していた。
●徐々に痙攣がなくなったわけではなく、時々大きく痙攣したこともある。
●パソコン・書きもの等の最中の肩首筋の痛みがほぼなくなった。
●散歩の速度が通常と変わらなくなった。
重い物を持った後、数日手術創がとても痛んで暫く安静にしていた。

発熱が一度あったけれど、
退院後、眩暈や気持ち悪さは一度もなかった。


「すごいでしょ~」
「私って優秀でしょ~!」
って気持ちで報告したのに、
「僕の患者さんは、だいたい皆そんな感じだよ。」
「退院後に体調悪くなったなんて話あんまり聞かないな~。」

とあっさり言われてしまった。
ちぇ。


片側顔面痙攣は治ったけど、他の具合が悪くなって、
日常生活の質が落ちるなんてあっていいはずないでしょ。」
困ってる日常を、困らない日常にするための手術なんだからね。」 

だって。


こういう風にお話ししてくださる先生だから、
信頼できるな~って思ってしまう。



◆豆知識◆

微小血管減圧術(脳神経減圧術、神経血管減圧術、MVD等同等)には、
トランスポジション法とインターポジション法があります。
トランスポジション法の方が再発率が少なくなりますが、
技術的にやや難しく、
微小血管減圧術を専門とする医師でも、
トランスポジション法の技術を持たない医師もいます。



トランスポジション法、微小血管減圧術の詳細はこちら。
手術の成功率をあげるためにご確認下さい
『医師にして欲しい大事な質問★手術の成功率をあげるKEY(詳細版)
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-16.html


-《宝 箱》---------------------------
片側顔面痙攣、三叉神経痛、舌咽神経痛の治療には、
幾つかの選択肢があります。
皆さんにとっての最善の治療を得られるよう、
『アンの日記』をご活用下さい。
手術の成功率をあげるKEYもご紹介しています。

アンの日記
『片側顔面痙攣・三叉神経痛・舌咽神経痛の皆さんへのご案内』
~微小血管減圧術の成功率をあげるためにできること~

http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-121.html
--------------------------------------------
関連記事

右側の片側顔面痙攣微小血管減圧術(トランスポジション法)の手術を受けて、約3カ月。
2度目の外来診察日。
とっても元気になった私は、手術を受けた側の痙攣については正直なんの心配もしていなかった。
ちょっと焦った時期もあったけれど・・・
何をどう感じるかって、本当は自分自身の問題なんだと思う。
「辛い」か「あらら・・・」か。
「悲しい」か「ショック~」か。
同じ事象でも、受け止め方でずいぶん違って感じる。

どうせ起こってしまったことなら、できるだけ軽く受け止めよ!って思う。
受け止めたい!って

なので、このほぼ3カ月。特に悩みはしなかった。
手術後経過が良かったのは、この軽~い感じもよかったんじゃないかと思う。
例えば、この先多少の痙攣が起こったとしても、手術前よりはずっと快適
このことさえ忘れなければ、「手術したのに完治しない」なんて愚痴は言わなくてすむ。

私は自分の手術と術後経過に大満足している

医師も、私の痙攣の様子と手術創の状態にとっても満足したご様子だったので、
私の2回目外来は、あっという間に終わってしまった。


Q.退院後の外来では通常何をするんですか? 
と伺ってみた。

先生のお応え

【A医師が退院後の外来診察ですること】

片側顔面痙攣の有無のチェック
②手術創の状態チェック
③退院後に何らかの状態が出ていないかのチェック(耳閉感など)
④持病があればその状況
⑤全体的な生活状況

④⑤は、脳神経外科医のA医師に関係あるのかな???
って不思議に思ったけれど、

片側顔面痙攣の患者さんは、中年以降の方が多いから色んな持病がある患者さんがたくさんいるんですよ。」
片側顔面痙攣の病気で入院したのだから痙攣を治すのが一番だけれど、最終的には生活状況まで見ないといけないっていうのが僕の考えです。」
「手術ののみならず、手術前、手術後も適切な対応があってよい医療が成り立つんですよ。」
「外科医は、手術だけじゃないんですよ。」(^-^)



「ようするに、患者背景を見て治療の選択をしてるってことです。」

ちょっと失礼な質問の仕方をしてしまったのかもしれないけれど
医師の医療に対する考え方が伺えたので、やっぱり質問してみて良かったと思う


微小血管減圧術を持病で諦めている方はどうぞご参考に


私も、右側の片側顔面痙攣治療は終わったにせよ、
今度は左側の片側顔面痙攣についてもポチポチ考えていかなければ・・・。
次の手術まで健康かどうかは分からないので、聞いておいてちょっと安心

関連記事

微小血管減圧術片側顔面痙攣・三叉神経痛・舌咽神経痛共通の根治治療)の手術から85日目。

M記念病院脳神経外科のA医師との手術後二回目の外来日であったこの日。
今回の右側の手術後経過が良かった私は、もっと別のことが気にかかっていた。
左側の片側顔面痙攣の手術について。


今回、私はこの手術を受けるにあたって、少なくても半年は自己管理を意識した生活をしていた。
もっと言うなら、2010年頃症状が出始めてから、
「疲れているのかな?」「食事が悪いのかな?」「ストレスかな?」
って随分健康を気にかけた生活を心がけていた。
2012年にはっきり病名が分かってからは、なんとか自然治癒しないかなって、
サプリメントや鍼治療なんかも始めていたから、
今回の手術は正に「満を持して」されたようなものだった。

でもこれからまだ何年も今の体調を保てるか・・・。
正直自信が持てない。
これだけ体調が良いと書いているのに、なんで?って思われそうだけれど。

だって、中年だからね。
周りの友人たちもたいてい、「更年期が」とか「年だからねー。」とか口にする。
普通に生活していたら、どんどん年を取っていくわけだから、体力は落ちるし、治癒率なんかも下がるのかなって思う。
加えて、私の母は2回新発で乳癌を患っているから、私の乳癌の発病リスクはとても高い。
他の病気を抱えての片側顔面痙攣の手術なんて可能なのかな?

せっかく手術が成功したのに、まだまだ考えることは尽きない

医師
「いろんな持病がある患者さんがたくさんいる。」
と言う言葉が心に留ったから質問してみた。

Q.他の病気があるのに、機能性障害の微小血管減圧術をすることはできますか?

A. YES。
(M記念病院脳神経外科医師の場合)

【他の病気で通院中の患者さんへの対応】~A医師の場合~

●病気の程度の確認
●現在使用中の服薬の種類、必要性の確認
●M記念病院の該当科に連絡(必要に応じて)
●M記念病院の該当科を受診(必要に応じて)

「他の病気がある場合には、他の科との連携が非常に重要になるわけです。当院の内科は非常に素晴らしいよ!」
「我々外科が、安心して手術できるのは、実はしっかりした内科、麻酔科があるからに他ならないんだけどね。」
「その他にも各方面から患者さんの治療を支えていますM記念病院はこの力がとても強いですよ。」
各科が連携してバランスよくかかわるって言う点では、○○○○より恐らく当院の方が断然強いと感じてるよ!」

「手術は原則70才未満の人を対象にすることが多いけど、もっと年上の方でもする。本人とよくよく話し合ってね。」

「だからとにかく、まずは面談だよ。治療は、お互いの顔を合わせて心を通わせて納得した上で成り立つんだよ。」
※一応○○ピー入れておきます。病院関係者の方が読まないとは限らないので。



etc.
医師とお話ししていていつも思うのは
「先生って、M記念病院のことが大好きなんだな~」
何処のお医者さまもこんな感じなのかな?


医師のお話しを聞いて、最後に私が言ったのは
「先生のお話しを聞いていると、M記念病院にまた入院したいって気になちゃいますね。」
「ほんとのところ、ニ度と入院しないように頑張ってるんですけどね。」

A医師は
「それが一番大切なんですよ。」(^-^)
とにこやかにおっしゃった。




他疾患のある方は、入院前に病院の「安全対策」もよくチェックして下さいね
  M記念病院の場合はこちら
  2014.04.25「片側顔面痙攣 M記念病院~④自分でできること=個人情報流出!」

片側顔面痙攣という病気で微小血管減圧術を受けて、ほぼ2ヵ月半。
予約した日に病院に来ていたけれど、
手術創や痙攣については何も心配することはなかった。
M記念病院A医師へお礼を言うために来たようなもの。


とは言え、
長い時間を掛けて行くのだからと“質問”はしっかり携えて来ていた。
(質問メモの用意は忘れずに!)
自分でも「これ以上は煩いかな?」って言う質問もあるけれど、
これは絶対しなくちゃって思っていた大事な質問もあった。



Q.微小血管減圧術後、痙攣が再発する患者さんはどれくらいいますか?

A.(M記念病院の場合)はっきり分からない。
まだ治療継続中の患者さんもいるし、
もしかしたら再発してもここに来ない患者さんもいるかもしれないから。




Q.一般的な再発率は?
A.微小血管減圧術どの方法でしたかで再発率は変わるという説明はしたよね?

 インターポジション法    トランスポジション法

M記念病院での微小血管減圧術は、トランスポジション法が原則。
きちんと移動、しっかり固定できればほほ再発はないと考えています。



私の場合は、
しっかりトランスポジション法が取れて、
移動距離は中程度、
固定はしっかりした(当然!)と言う説明は既に受けていた。

つまり「私は再発の心配はしなくていい」ってことなんだな、と心の中で思った。
A医師はそこまではっきり言わなかったけれど。


再発について、
日本の片側顔面痙攣患者の統計をとっているところはないらしい。
となると、再発した時に元々の医師を受診するとは限らないので、
“自分の患者の正しい再発率”は分からない、
と言うA医師の言葉は、「正直な」言葉なんだと思う。


もしも
治療方法として手術を選択されるのなら、微小血管減圧術中、
なかでもトランスポジション法をとっている病院トランスポジション法ができる医師のところで手術することをお忘れなく
治癒率、再発率を上げるためにとっても大切なことです。


微小血管減圧術。トランスポジション法とインターポジション法の違いはこちらでご確認くださいね!
2013.11.19「医師にしてほいい大事な質問★★★」


 豆 知 識  


1.NTTドコモが、2014年8月から、患者情報を病院間で共有するクラウドサービスを開始。
MRI画像やCT画像データ、検査データを共有し、医療方針や診断に関するコメントのやりとりも可能。
3年間で100万人の利用を目指しているとのこと。
従来の方法より、コスト、利便性の面から多くの病院の導入が見込まれている。

2.セコムは、2014年10月中から、クラウドを使って、医療機関が電子カルテを共有できるサービスを開始。
各病院が、既に使用している電子カルテの種類が異なっても閲覧可能になるシステム。


各社が競って開発に乗り出しているみたいですね~。
チャットなんかでセキュリティーを心配する声も上がっていましたが・・・。
勿論対策は練って下さっているのでしょう。


将来は、病院間、医師間の情報共有が進み「統計」「実情」がリアルタイムに分かるようになるかも
と私は期待しちゃいます



NTTドコモの新クラウサービスについてはこちら。「モバイルクラウドソリューション」

2014年4月。
片側顔面痙攣微小血管減圧術の手術を受けるために入院。

13階の私の病室に案内されると、
眼下には桜の咲く公園が見下ろせて、
遠くには都会のビル群や観覧車が見えていた。




手術から約3カ月経ったこの日。
暖かかい日差しの中、
病室の窓から眺めた病院の裏手の公園を、
ルンルンしながらわざと横切っってみた。
(ちょっと横道にそれて病院入口へ)


何カ月も入院していたわけではないのに、
まるで何年もこの公園を眺めていたかのように
公園を歩けたことが嬉しかった。



なんでだか嬉しかった。



眺めていた公園を、
自分の足で歩いたからかな。








M記念病院の私の病室からの景色は、
なんとなく、かつて私が出産したM病院の景色と似ていた。
なんとなく、だけど。


麻酔科のT医師は、
偶然にもM病院のことを知っていて、
私の「似ている」の言葉に大笑いしてたから、
やっぱり全然違うか





私が出産したM病院は、
メトロポリタン美術館の側、セントラルパークを見下ろせる場所、
ニューヨーク5番街のとても立地の良い場所に建っていた。

M病院は、
USニューズワールド・レポートが選ぶ全米病院ランキングで、
12の専門分野でトップに選ばれているほど、
米国人に信頼されている病院だったけれど、
日本人にとっては
「エ!」
と、思うことがいっぱい。


例えば、
入院時、陣痛で唸っている私に、
英語の発音を注意するとか。


例えば、
出産後の最初の食事が、
ハンバーガーと、炭酸ジュースと、合成着色料いっぱいのゼリーだとか。





海外には優れた病院があって、
優れた医師がたくさんいる。らしい


でも、
日本人には、日本の病院・医師が良い理由がたくさんあると思うから、
海外在住の方向けに、私がA医師から伺ったことを書いておこうと思う。





医師曰く
海外、地球の裏側からでもwelcomeです。
英語ができるなら外国人さんもOK

とのこと。
医師海外留学をされているから英語もOKらしい。



M記念病院の場合
------------------------------------
海外からの予約・手術つについて
------------------------------------
~国内遠方からの受信者も含む~


1.予約の仕方

本人或いは日本在住のご家族が、病院予約センターへ電話する。

(本人の名前・生年月日は必須。)

予約時に、紹介状の有無と具体的な内容を伝える
※紹介状は無くても予約可能

 例)・海外から(○○県から)手術を希望し、受診したい。
      ・海外から(○○県から)手術を希望し、検査を含めて入院したい。

後日、A医師と直接電話で情報交換、日程調整を行う。





2.入院までの手順

海外(日本国遠方)からの希望者は、
検査・入院・手術までの手順の選択肢は概ね2通り

選択肢は、
①入院前に問診・検査をすませて、手術前日に入院。
②電話で可能な限りの情報交換をすませ、手術日より数日前に入院。
入院後に、必要な検査をする。




以上は、M記念病院の場合。
その他の病院も対応しているかもしれません。

その他の病院にご興味ある方は、
一度電話をしてみて下さい。
何事も、まずは“1歩”から。




重 要
豆 知 識


手術前、M記念病院の病室でお会いした麻酔科のT医師は、
親しみやすくて、お話ししやすい先生だった


時間を掛けてお喋りしながら、
状況を思い出させて、誘導して「私の過去の麻酔歴」を探ってくださった。


ところが、
私のおバカな頭は、麻酔について何にも覚えていなくて、
T医師の期待に応えらず、ガックリ。
過去の麻酔歴が大切なんて全然しらなかった。




過去の麻酔歴を手術前に知っておくことは大事
らしい

手術は2度とごめんだけれど、念のため、
麻酔歴が分かる書類は大切に保管しましょう 
※今回の手術では診療明細書



片側顔面痙攣の手術を成功させるための秘訣はこちらから。
『片側顔面痙攣、三叉神経痛、舌咽神経痛の皆さんへご案内頁』
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-121.html

M記念病院の窓からの景色はこちら。
「日本で唯一の有人飛行船~奇跡?それとも神様からの贈り物」
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-81.html
関連記事

自分の病気について、
生活の合間になんとか時間をみつけて、
必死に検索していた時には、
片側顔面痙攣にお仲間さんがいることに気づかなかった。
他の病気についての説明は、一切読まなかったから。



いろんなことが落ち着いて、
じっくり病院サイトや疾患の説明を読みだしてから、
片側顔面痙攣、三叉神経痛舌咽神経痛は、
血管が神経を圧迫することによって起こる、
神経血管圧迫症候群、機能性疾患に分類される疾患だと気づいた。


三叉神経痛舌咽神経痛という病気の存在を知ると、
神経はとても近くを通っているんだから、
血管はどの神経を圧迫してもおかしくない。
・・・と思えた。


医療系の資料の図を見ていると、
血管が一つの神経だけを圧迫している方が、
むしろ不思議なような気がしてきた。


知識がなさ過ぎて、
バカバカしい質問なのか、
的を射た質問なのかサッパリ分からなかったけれど、
思い切って質問してみた。




Q1.同じ血管が、顔面神経と三叉神経や舌咽神経を
一度に圧迫することはないんですか?


A.顔面神経と三叉神経が同一の太い動脈をメインとして圧迫されて、
両方の症状が出ることはあります。
舌咽神経痛の頻度は低いので、他の症状と一緒になった事はありません。
やっぱりあるんだ・・・。



Q2.三叉神経痛舌咽神経痛も同じように手術をするんですか?

A.そうですよ。同じ微小血管減圧術ですからね。
三叉神経痛は、トランスポジション法でより確実に減圧する必要があります。
ですが特効薬がありますから、実際には内服で通院している患者さんも沢山います。
(特効薬:テグレトール。多分

外来に来る患者さんが、全て手術をされるわけではありません。
治療方法は、患者さんとよく話しをして決めていますよ。

それは、どの病気の患者さんであっても同じです。




Q3.私の左側の痙攣はどうすればいいですか?

A.「進行したら改めて予約ね。」
と言って、記録した証拠にPC画面を私に向けて見せてくれた。

紹介状なくて大丈夫。初診で5400円払って来て。」
とのこと。
(これから予約をする皆さんには大切な情報


「進行って、どの位か分からない。」
と訴えてみたけれど、
幼い頃からの主治医に甘えるような気持ちは許されず
私の心細さは全く通じず外来終了。







M記念病院に通ったのは初診から数えて8カ月。
入院してからは3カ月。
私の右の片側顔面痙攣はしっかり完治した。ブラボー
微小血管減圧術のうちのトランスポジション法)


前に、A医師は、
「患者さんのありがとうが元気の秘訣」
と仰っていたから、
最後に心からの感謝を込めて、
「どうもありがとうございました」
とお礼を言った。



A医師は、これから
微小血管減圧術のエキスパートとして活躍される医師だと思っている。
だから、私はこれから先のことは、
もう何も心配しないことにしようと思う。



いざとなれば、またここに来ればいいんだから。



今は、ただ、退院前にA医師が仰った
「今を楽しみなさい」を忘れないようにしよう~。






★ご 注 意★

2014年7月から、過去を振り返りつつ書いています。
誤診でお困りの方がいらっしゃるので、
2017年5月、ご注意として追記します。

片側顔面痙攣・三叉神経痛舌咽神経痛は、
時として診断が難しいようです。
微小血管減圧術について調べていると、
機能性疾患に分類されるお仲間さんだと分かります。


三つの疾患の根治手術は、
頭蓋内微小血管減圧術、脳神経減圧術、神経血管減圧術等々と
色々な記載がされていますが、
英語名:Microvascular Decompression (MVD)の同じ術式です。





どの神経に血管が当たっているかは、
本当にわずかな差なんだと思います。


MRIの画像診断が、時に正確でないのは、
慣れた医師でないと診断が難しいからかもしれません。
歩いは、痙攣や痛みが主観的なものだからかもしれません。
(片側顔面痙攣の痙攣は、本人は感じているのに、
人からは「分からない」と言われる時がありますよね!)




これら3つは正確な診断が必要です!
三つの疾患は、根治手術は同じですが、
手術以外の治療方法が異なります。



「医師の診断が、なんだかおかしい」
「治療に対する説明が足りない」etc.と思ったら、
迷わずセカンド・オピニオンをお求め下さい。




皆さんが、皆さんにとって最適な治療を選択できますように。
皆さんの選択が、
他の皆さんの最良の治療への一歩になりますように。






NEW  2016年12月記載
--≪宝 箱≫------------------------------

週刊 日本医事新報 No.4833  2016年12月10日号
毎週土曜日発行
B5判、約100頁
定価799円(本体740円+税)

特集
・ 解説! 三叉神経痛:三叉神経痛の診断と内服治療(牧山康秀)
・ 解説! 三叉神経痛:三叉神経ブロック(安部洋一郎)
・ 解説! 三叉神経痛:三叉神経痛の外科治療(尼崎賢一)
他、記事多数。

※バックナンバーも購入できるようです。
-------------------------------------------------
週刊 日本医事新報 最新版紹介
http://www2.jmedj.co.jp/weekly/index.php



三叉神経痛の特集記事の詳細はこちら
『三叉神経痛患者の皆さんへ~特集記事のご紹介~』
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-599.html
※疫学的発生率(人数)も記載されています。

M記念病院A医師の微小血管減圧術についての説明はこちらから。
「片側顔面痙攣 入院1日目~手術説明~②微小血管減圧術」
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-35.html

選択に迷う時は、私の完治までの経緯もご参考に!
『アンの日記のご案内ページ:サイトマップ』
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-121.html

お急ぎの方はこちら。手術の成功率を上げるKEYはこちら
「医師にして欲しい大事な質問☆手術の成功率をあげるKEY」詳細版
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-16.html

関連記事

桜の咲くころ、
片側顔面痙攣の微小血管減圧術の手術を受けるために入院した。
10日で順調に退院したけれど、
夜のお散歩時は、暫くの間はフリースを着るくらい寒かった。

「あっという間だな」


あっという間だったなと思う。



自宅でじっと空を見上げていると、
時間はとてもゆっくりしか流れないように感じるけれど、
それでも季節は確実に移り変わってくれる。
約3カ月経ったこの日は、
ちょっと蒸し暑い位の日だった。




私は、もともと体質的に膿みやすい。(と思っている)
何故か、ちょっとした外科手術の後に体調悪化してしまって、
そのたびに、
「あなたは1000人に1人位の体質。」
とか
「1万人に1人くらいしか、こういうことは起こりません。」
なんて医師に言われるから、
今回の手術後も経過が順調にいくなんて夢にも思っていなかった。



少し蒸し暑くなってきたいたけれど、
手術創は膿むこともなく、
3カ月経ったこの日、外来が無事終了した。





外来が終了してから、
入院中同室だったNさんのお見舞いのため13階の病室へ。

入院時中、私が楽しくお食事ができたのは、
きっとNさんとお喋りしながら食べたから。
Nさんには、とても感謝している。




その後、ナースステーションに立ち寄ったら、
私の担当だったハイジちゃん、他2人くらい顔見知りの看護師さんがいたので、
外来終了のご報告ができた。


看護師さんたちは術後3カ月の患者の手術創を見たことがないらしく、
私の手術創を見て、
「きれ~い。」
「え~全然わかんなくなっちゃうんですね。」
「すごい!知らなかった!」

と連呼していた。

手術創(手術後2ヵ月半)拡大  この時点では、皮膚表面は平ら。



皆が綺麗になった私の手術創を見て喜んでくれて、
私も本当に嬉しかった。


そして、私のことを喜んでくれる姿を見ていたら、
また感謝の気持ちでいっぱいになった。




看護師の皆さん、本当にありがとうございました
お世話になりました。




アンの日記”が皆さんの健康への一歩になりますように
皆さんが、皆さんにとっての最適な治療を選択する上でお役に立てますように

そんな気持ちで書いています







 ご 注 意 
後に、髪が伸びて見た目には分からないのですが、患部がややへこみました。
その状態は通常で、痛みも無く問題はありません。
M記念病院A医師より、事前に説明を受けていました。

術後7カ月 わずかに白い手術創 拡大 手術後約7カ月。うっすら白くなっている部分。




 注 目 

  
術後痛慢性痛術後痛が続く状態)についてはこちらの頁。
「正解はどちら~術後の痛みはがまんするか、しないか~早期回復のために♪」 
20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-168.html

一年後の写真はこちら。
『片側顔面痙攣の手術後1年~近況報告~手術創写真』
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-277.html

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