先日ご紹介した、NPO法人コルムの「いのちとからだの十カ条」におの飲み方についての記載がありました。
今日は、文部科学省の取り組みを一つご紹介します。

2008年に公示された新しい学習指導要領は、「生きる力」を育むという理念のもと、知識や技能の習得とともに思考力・判断力・表現力などの育成を重視したものとなっています。

難しいことはさておき・・・
中学校の授業で、ダンスが必修になったことが大きな話題になりましたね
あまりに「ダンス」のことが話題になり過ぎて、新学習指導要領=ダンス必修 みたいに思われている方もいらっしゃるかも?
今回の学習指導要領の理念を共有するため、文部科学省ではパンフレットを作成して配布しています。
ご興味のある方は
保護者用リーフレット(平成23年度作成 簡略版)

その中で、実は品についての教育も提示されているんですよ。
「主作用と副作用があること」
「回数、時間、量などの使用法があり、正しく使用する必要があること」
などを教えましょう!って。

中学では2012年度からお教育が始まっていて、
高校では2013年度からの承認制度や販売規制なんてことまで授業を受けているそうです。
店頭やネットで手軽に買える(買え過ぎる!)おが増えているからでしょうか。

そう言えば、私の入院前からM記念病院のA医師も
持参のトラブルが結構多いんだよ。」としきりに気にされていました。
入院予定の方は、お薬情報はしっかり医師・看護師に報告して下さいね


こういう薬の知識はとても大切だという例を一つ。

解熱鎮痛剤として皆さんが良くご存知のアスピリン
欧米では、抗ガン作用があることが知られていて、少量を毎日服薬する方が結構います。
既に薬ではなくサプリメント的になっている・・・まで言うとオーバーかな。
(ちょっと専門的に言うと、低用量アスピリン療法の有益性が確立されていて、積極的に薦める医師もいる。)
そのまま鵜呑みにすれば、
「じゃあ、僕もコンビニで買ってきて毎日飲んどこう
「特売の時に、買いだめしとこう
なんて事にもなりかねませんよね。
ですが、同時に日本人は、アスピリンによる消化管障害が多いことが知られていますし、加えて最近では脳内出血の発症確立が増えることも報告されています。(脳内出血の話は、講演会で聴いたことがあります。)
身分証が必要な「劇薬」だけが危険で、簡単に手に入るお薬が「安全」と言う考えではダメなんですよね。

「日本人」と「欧米人」の薬の効果の差について書いたので、こちらの例も一つ。

リウマチと言う病名は、結構馴染みがありますよね。
治療の中心は、MTXと呼ばれる免疫抑制剤です。
この投与量は欧米人では25㎎/週投与が必要とされていますが、日本人が同量投与すると肝機能障害をきたすことが知られていました。最近、新しい技術によって、日本人には欧米人の半量で有効であると明確なデータが出たそうです。

私自身、海外で処方される薬は半量で充分と、周囲の方から警告を受けていたのに、鎮痛剤を病院で処方された量だけ服薬して、病院に担ぎこまれたことがあります。ちゃんと、処方された量を飲んだのに
髪や肌の色など、見た目の差違を超えた「違い」って有るのだと思います。

幾つか思い付きで例をあげましたが、お伝えしたかったことは、
「薬」って、毒にも益にもなるよねってことです。

私たち“大人”は、それほど沢山の薬に囲まれて育っていませんから、自分たちは無知だと思っていた方がいいかもしれません。
(たくさんお勉強されている方もいらっしゃいますが、全体で見れば少数派です。)

これからの子供たちが、“大人”と呼ばれる頃には、どうやら私たちよりずっと賢くなっていてくれそうです

“教育”って、テストで点を取るためのものではないですものね。
文部科学省のこの取り組みには、私は大賛成です拍手♪


皆さんもそう思われませんか?



国立がん研究センターの大腸がんについての発表はこちら
  2014.02.13 「薬剤による大腸がん予防 ~ アスピリンで薬40%削減」

お薬の量は、本当は勝手に調整してはいけません 量・時間厳守です
     お薬について、治療についての心得はこちらがご参考になるかもしれません
   2014.10.01 「アドヒアランス~概念から実践へ~治癒率を上げるためにできること」
手術前のお薬情報の大切さについてはこちら
 2014.04.25 「片側顔面痙攣 術後外来~④自分でできること=個人情報流出!」
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