2014年10月。
日本国内でエボラ出血熱騒動が起こっていました。
まだご記憶にありますか?

都内で国立感染症センターに搬送された男性は、
結局は、検査結果は陰性だったのですが、
結果が出るまでは大きな報道になっていました。


『日本国内での拡散』ばかりを心配して、
個人の様子が無視されたような報道になるのは、
感染症が、病気の中でも特殊な病気だからでしょう。
(患者の男性はお気の毒でした。



感染症は、感染するので、
何処の誰がかかっても他人事ではなく“自分事”の病気。

そして、
感染症は個人より『公の利益』が優先される病気。
でもあります。




昨年2015年8月7日に、村山庁舎(東京都武蔵村山市)が、
国内唯一のBSL-4バイオセーフィティーレベル4に指定されました。

そして、2016年6月
国立感染症研究所は、この村山庁舎で、
厳格な手続きの基、ウイルスを使った研究を始めました。
キイテ~
(今回の実験はSFTS:重症熱性血小板減少症候群)


あまり大きなニュースになっていませんが、
(わざと大きなニュースにしていないのかも
今後、村山庁舎では、
『公の利益』を優先させた貴重な実験が続けられます。



『アンの日記』では何度もご紹介していますが、
多くの方が思っている以上に、
感染症は世界で最も心配されている病気です。




感染症は、人類最後の敵とも言われています。
『病名がつく病気なんてなくなるよ!病気の予防、未病の予防が大切』
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-456.html

『薬が効かない感染症の時代がやってくる』
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-457.html

『見えない敵に備える~感染症の保険』
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-494.html

入院予定の方はこちらのチェックを忘れずに!
2014.09.06「正解はどちら?~手術創の消毒はするか、しないか?~」
20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-94.html

2014.09.07「正解はどちら?~除毛か剃毛か?~」
20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-95.html

2016年6月1日日本経済新聞『レベル4施設稼働 感染研』より



豆 知 識~その1~

■【国立感染症センター

2004年 独立行政法人 国立国際医療センター内に「国際疾病センター」として新設。
2012年 現在の名称『国立感染症センター』に変更。

○目 的
●感染症等の蔓延を防止するため、国内外に専門家チームを派遣。
適正な診断・治療・発生原因の究明を行う。

●海外渡航者の健康相談等を行い、海外の医療情報を提供する。


○部門構成(3部門)
国際感染症対策室
新興・再興感染症の情報を集めて、医師らに情報提供する。
診療に対応できる人材の育成。

感染症内科
感染症一般の診療。院内感染対策業務。
(関連医療機関と院内感染対策ネットワークの組織化着手)

トラベルクリニック
渡航者の渡航前から帰国後までの健康管理のための、
健康診断や予防接種、慢性疾患管理指導。帰国後診療。





■【日本全国の感染症指定医療機関】~他、関連施設~

過去に調べた2014年10月23日から増加しています。
(2016年4月現在の状況)

●特定感染症医療機関
3医療機関
8床  4医療機関10

●第1種感染症医療機関
44医療機関84床 ➔
49医療機関91



--全国の感染症医療機関指定状況-----(2016年4月)

特定・第一種・第二種感染症指定医療機関の病床数
http://www.mhlw.<go.jp/bunya/kenkou/
kekkaku-kansenshou15/02-02.html


-----------------------------------------------------------------------


■BSLとは?~コトバンクより~
:biosafety level
細菌・ウイルスなどの病原体を生物学的な危険度で分類した指標。
WHO(世界保健機関)が制定する指針に基づき各国が独自に定める。
病原体を危険度に応じてレベル1(BSL-1)からレベル4(BSL-4)に分け、
取り扱い手順、感染性微生物を扱う実験室の設備や施設の基準を定める。
レベル4(BSL-4)が最も安全性を求められる。



豆 知 識~その2~

エボラ出血熱の治療薬について。
未承認ですが治療薬として期待される新薬があります。
①米国マップ・バイオファーマシューティカル:ZMapp
②富山化学工業(富士フィルムホールディングス傘下)
ファビピラビル(商品名アビガン

NEW
米国メルク&カンパニーが100%有効治療薬を2017年までに完成予定
CNN.co.jpの記事が詳細。
http://www.cnn.co.jp/world/35068244.html



独立行政法人国立国際医療研究センター内『国際感染症センター』詳細はこちら
国際感染症センターHP

「独立行政法人」
=法務省で認められた制度です。

国が管理するよりは自由に、でも民間が運営するよりは“営利主義”に走らないようにという制度。
そのうち厚生省管轄は、病院・研究所関連の17団体。(2016年6月現在)
厚生省HPはこちら「独立行政法人」




KoKoRoの声

2014年当時の話。
TV(番組は忘れました)で紹介されていた国立感染症センターの病床は、
セキュリティーチェック後に入室できる強固な扉がある上に(3重?)、
内部の気圧を少し下げ、外部に空気か漏れない構造になっていました。


それでいて、見た目はフツーに高級個室みたいな感じ。


「わ~い、特別待遇だ~」ワクワク
くらいの気持ちになって、患者の方の治癒力があがりますように。
(いつ自分がなってもおかしくない!自分事です!)



「新感染症病床」と記載されているのがこの特別病床のことなら、
現在用意されているのは4床
いざとなったら、全然足りなさそうな数ですけれど・・・。
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