2014年11月15日 日本経済新聞の記事。

運動は体にいいだけでなく、実は脳にいい。

キャッチ―じゃないですか?
余程時間がない人でなければ、読んじゃいますよね。

スローランニングのような軽い運動を短時間行っただけで、認知能力、記憶力、集中力、判断力などが高まり、仕事と学習の効率が上がることが実証されている。また、運動は心地よい気分をつくり出し、アルツハイマー病、うつ病などの進行を緩和することもわかっている。ランニングなどの運動が脳を育て、鍛え、人の人生を変える。



運動は、骨や筋を刺激し強くする。
カロリー消費によってダイエットにもなる。
でも、それだけじゃないよ。
生命維持、運動機能を司っている“脳”そのものも鍛えて、強くしているんだよ!
ってお話。

“脳の神経”についてのコロンブスの卵的なお話しは、1999年に米ソーク研究所のフレッド・ゲージ博士が、ネズミの運動による実験で大脳辺縁系の海馬の神経細胞が新生することを発見した事かもしれません。
それまでは、「神経は加齢により減少。損傷は再生しない。」というのが定説だったのですから、この発見は正に“目からウロコ”だったに違いありません。(と、素人の私は思いました。違うのかな?

今回の記事では、その後の「神経が新生される」あるいは「脳が活性化される」「機能が改善される」ことを証明できる数々の実験・結果が掲載されていました。
実験の“詳細”はがっつり省いて、役に立ちそうなことをわかりやすく列挙しますね。

1.若者が、短時間(10分間)軽いジョギングなどをしただけで、直後に認知機能が高まる。
2.ビジネスマンが、昼休みに10分間ジョギングすると、午後の仕事の効率が上がる。
3.若者が、ヨガや太極拳などを短時間行っただけで、認知機能が高まる。
4.ジョギングなどの軽い運動は、うつ病・アルツハイマー病など神経性疾患に効果的と考えられる。

自分に直接関係がありそうな項目はありましたか?

記事を読んでいるうちに、きちんとした研究やデータを読んだことはないけれど、「運動は脳によさそう」だとは何となく体験的に知っていたような気になってきました。
「ちょっと体を動かしたらすっきりして仕事がはかどる。」って、
フツ―に会話に出てくる。カナ
「科学的に実証」されていなくても、「ああ、やってた。」「なんだか知ってる~!」ってこと、実は結構ありそうです。


筑波大学運動生化学研究室の征矢英昭教授らの実験で、私が面白いな~と思ったものを一つご紹介。

【短時間の中強度の運動をした場合】
(中強度の運動最大酸素摂取量の50%の運動。心拍数110~130)
変 化
若 者 左脳の前頭前野が刺激される
高齢者左脳の前頭前野とともに、右脳の前頭前野背外側部活性化
考えられること
加齢によって委縮した左脳の認知機能低下を、右脳が予測してバックアップしている代償機能が働いている
仮 説
ランニングなどの運動によって脳の予備力を高めておけば、認知症にはならない

征矢教授は、
脳フィットネスという新しい概念をつくり、
運動は、人間がストレスを克服し、元気で前向きな状態でいられる脳の状態を保つ

と唱えているそう。
脳フィットネス。是非とも広めたい言葉だと思いませんか?

もっと前に知っていれば、今年の流行語大賞に選ばれるように私も頑張って広報活動したのに。残念。


今日の新聞記事では、
「運動に対するモチベーションをどう維持したらいいのか」なんてことまでちゃんと考察してあってとっても実際的!

●景観の良いランニングコースを走る
●仲間とおしゃべりしながら走る(運動時に孤独にすると効果が薄れることは解明済み)
●音楽を聴きながら走る
●雰囲気作りのうまいコーチの指導を受ける
●「10分間ゆったりとしたペースで走っただけで認知能力が高まる」という認識を持つ

なるほど。
ご参考まで。

モチベーションって、一人で持ち続けるのは結構困難です。
私は、「運動を継続すること」「日課を継続すること」が比較的得意な人間だと思います。
(このブログを読んで下さっている方には既におわかり頂けているかも。)
それでも、「あ~今日は辛い」って思う時あります。
そんな時、「家族への感謝」「友人への感謝」「周りの人に迷惑をかけないように。」
そんな気持ちが私のモチベーションになっています。

ブログでご報告することは・・・プレッシャーに感じつつも、モチベーションになっている気がします(笑)
2014年内に、健康診断結果をご報告できると思います。
術後の私の体はどうなっているのかな???ブログをチェックしていて下さいね





経験者は語る~って程でもないですが

実際に今まだ何も運動をしていない方の場合、いきなりランニングをするのは足への負担が大きすぎるので、まずはウォーキング、あるいはサイクリングから始めるのが妥当。

また、「健康のために」ウォ―キングするのであれば「靴」も専用の物を使用した方がベスト。
靴のクッションは劣化するので、適時買い替えて、正しいクッションの物を使用すべし。

「ウォーキング」だからと簡単に考えると、かえって体の部位を痛めることになります。
「それなりの準備」は正しいウォ―キングのためには大切です。
「見かけから」入るのも、あながち間違えではないんですよ

■二つだけ、私のお薦め品をご紹介。(あくまで個人的な意見)

運動靴:ニューバランス(=New Blance)
足の手術をアメリカで受けました。アメリカには、“足専門の病院”を開業しているフットドクターがいます。その医師たちがお薦めするのが、ニューバランスの運動靴です。NBにご興味ある方はこちらNBの歴史

靴下:TABIO SPORTS
靴下で歩き心地が全然違います。良い(歩行に向いた)靴下は、靴の中足が滑らず、足の指がしっかりと地面を掴んでいるような気になります。靴は高いし、場所を取るとお考えの方は、まずは靴下から試してみてはいかがでしょう?
レーシングラン ※私は前のモデルを使っています

大学の体育会陸上部から指導を受けて、70歳代現役で走っている父を持ち、足を手術したことのある私からのちょっとしたアドバイス。  靴下だけでも、歩く時の疲れ方が全く変わりますよ!

■意識の差による効果の違いについて

運動のためのウォ―キングの場合
余分なお喋りはせず、使っている筋肉を意識して歩くこと、正しい呼吸を意識することが効果を高めます。
脳・神経のためのウォ―キングの場合
仲間と楽しくお喋りしながら、風景や季節の変化・美味しい空気を楽しみながら・・・が効果的。

なんて風に、同じウォーキングでも期待する効果によって、歩き方が変わるのかな~と思います。

”日課”って、そもそもマンネリになって続けられなくなったりするものですから、
「今日は足の筋肉を鍛える」
「今日は心を解放~」
なんてちょっとテーマを決めて歩くのも楽しいかもしれませんね


2014.11.15 日本経済新聞 「走って脳を鍛える」より
※”人の人生”て、日本語としてはと思いますけど、これは新聞記事からの正確な抜粋で私の転記ミスではありません。念のため。
アルツハイマー型認知症について、世界的規模で対策が練られ始めています。
2014.11.09
「認知症の政策について知ってる?~認知症サミットは?オレンジプランは?~人ごとではないはず!」
中強度の運動ができない方のためのニューロリハビリテ―ションについても書いています
2014.11.27「頼りになるねHALくん!装着型医療ロボ~サイバーダイン~補助とリハビリに期待」

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