片側顔面痙攣に効くお薬について。

ここ数日、ブログをネットサーフィンしてみました。
(死語


暫くしていなかったら、
片側顔面痙攣の経験を綴っているブログが更に増えていてビックリ。
2010年頃検索した時には殆どなかったし、
2014年にもこんなに氾濫していなかったはず。


様々なお薬を飲んでいる方がいます。
処方薬では、主にリボトリール、テグレトール、メチコバ―ルとか。
サプリメントでは、DHAやEPA、マグネシウムなんかも。



2017年2~3月
ネットサーフィン(死語ですよね)なるものをしつつ、
診療ガイドラインや学会HP、病院HPなどの内容を検討してみました。


結論は、
2017年3月現在、片側顔面痙攣を収束させる薬はない。
2017年3月現在、片側顔面痙攣を軽減する効果を謳った薬はない。

医師から処方される 薬は、主として、
てんかんに対して使われる抗てんかん薬や、精神安定剤など。

片側顔面痙攣に対する直接的な効果はなく、
「心の負担を軽くする」 「緊張を弱める」
そんな効果が期待されて処方されている。
(或いは、治療していることにしたい医師側の事情から処方されている)


と言うのが私の認識。
あくまで私の認識だけれど。






2013年頃私が読んで参考にしたガイドラインでは、
片側顔面痙攣の治療は、内服薬による薬物療法、
ボツリヌス毒素治療および神経血管減圧術(いわゆるJannettaの手術)がある。
内服薬による薬物療法は確立された治療薬剤がなく、
効果は十分でなく、副作用も多くみられるため他の治療法が実施できない時に考慮される。

他方,手術療法は80~90%の高い寛解率が得られるが、
難聴等の合併症もみられることもある。

とあります。

2008年のガイドラインなので、
今となっては古すぎるかな~とも感じますが、
2017年現在、新しいガイドラインは見つけられませんでした。
(見つけた人は教えて下さいね)






片側顔面痙攣の手術については、少なくても年に1回、
症例報告や手術内容の検討が日本脳神経減圧術学会でされているけれど、
片側顔面痙攣に効く薬については
少なくとも公の場で研究発表も、検討会もされていないようです。
(どこかで誰かがしているかも。カモカモ



「薬効」の検索サイトを調べてみても、
痙攣に対する薬効を明記している薬はありますが、
片側顔面痙攣への効果を謳っている薬はありません。
(見つけられません。三叉神経痛は明記されています。)




片側顔面痙攣患者の場合、
薬は 「気持ちが安心する」「よく眠れる」
「痙攣が気にならなくなる~」とか、
自分に対する効果を感じた人がいい塩梅で飲むべし。




「長く飲めばいずれ片側顔面痙攣に効果が出てくる!」
と信じて飲み続けて良いのは、
眠気、ふらつき、皮疹などの副作用がなく、
肝機能障害などが心配されない場合のみです。
そんなお薬あるのかな




片側顔面痙攣に限らず、“薬”はいい塩梅にご利用下さいね。
医師と患者の間に対話がないまま薬を出し続ける医師には、
「NO」と伝えることも大切です。    






資料:日本神経治療学会の治療ガイドライン
『標準的神経治療:片側顔面痙攣』(2008年)
監修:日本神経治療学会
編集:日本神経治療学会治療指針作成委員会
編集担当委員長:
片山泰朗(日本医科大学 内科 神経・腎臓・膠原病リウマチ部門)







★KoKoRoの声★

「○○が効いた」とか、
「自分の主治医が○○が効くと言った」
とブログに書くのは自由です。

でも、
誰かが書いた文を鵜呑みにしてコピペしたり、
体験しないまま自分の文の中に引用したり、
そんなブログが増えると、
今真剣に治療方法を検討している皆さんに不利益が生じます。





「片側顔面痙攣の痙攣が薬で収束した!」
とブログに書いてあった場合。

そもそも
「その痙攣は片側顔面痙攣だったのか?」
と疑う必要があります。


本人が片側顔面痙攣と思っているだけだったり、
片側顔面痙攣患者を見たことがない医師が、
似た症状を片側顔面痙攣と思っていただけかもしれません。






痙攣が激しくなってきて、
私がお話しを伺った脳神経外科の医師は6人。

6名の医師のうち、
薬が効くと言ったのは1名。


「薬が効く」と言った医師は、
友人の紹介だったけれど、論外な医師。
腫瘍などを考慮してのMRI検査などを勧めなかった医師なので、
今となっては“医師に値しない”とすら思っています。キビシ~かな?
(まずは、大きな病気がないか検査はすべきです)






私の初めの主治医は、
「あなたの血管は神経と絡まっているかもしれない」
「手術は絶対すすめられない」
「こんな顔になったら嫌でしょ」(顔を歪めてみせて)
と言う医師でした。


自分に手術をする意志がないなら、
手術を勧めない(怖がる)主治医に掛かる方が、
気持ちが楽になるような気もします。



自分に完治したい気持ちが強いなら、
手術の成功率が高い医師・信頼できる医師を、
「自分が選択した」と思える状況を自ら作ると、
気持ちが強く持てるような気がします。
私は持てました~





病院や医師の選択の際には、
「どんな自分でありたいか」を考え、
自分にあった医師を見つけて下さい。
自分にとって最良の医師を見つけられたら、
病気が治る前から心が軽くなりますよ~




私が実際にお話しした医師の見解はこちら
『セカンドオピニオン~6人の医師の見解の相違~』
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-23.html

ガイドラインについて
『ブログより診療ガイドラインでしょ!~これもブログだけど(^_^;)~』
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-487.html

『どうやって治療方針を決めたらいいの~治療について悩んだら~』
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-452.html

片側顔面痙攣とサプリについて
『片側顔面痙攣は自然治癒するか~ビタミンB12・メチルコバラミン?~』
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-303.html

サプリメントと薬の飲み合わせに要注意!
『サプリメントと薬の飲み合わせ~例えば紅麹とテグレトール~』
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-629.html


--≪ご案内≫-------------------------------------
2014年4月に片側顔面痙攣の
MVD(脳神経減圧術、微小血管減圧術、ジャネッタ式など同様の手術)を受け、
元気に暮らしています。始まりはこちらから。

『片側顔面痙攣、三叉神経痛、舌咽神経痛患者の皆さんへ』
~手術の成功率をあげるためにできること~
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-121.html

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三叉神経痛に効くお薬について~専門医師の生の声~

comment iconコメント ( 2 )

さとさんへ♪

こんにちは。「不安」をそのままにしておく必要はないです。治癒力が下がっちゃいそうですものね。
ずっと診ていて下さる医師が考えて処方して下さるのですから、ありがたく飲んどきましょう。現代日本に生まれてよかった~♪
リボトリールは、急に飲まなくなると体調不良が起こりやすいので、主治医が仰る通り「だんだん減らす」お薬です。

何か日課はされていますか?日記とかお散歩とかお薦めしています。小さな努力は、意外に大きな安心になりますよ。(*^_^*)
「頑張ってる自分」を目に見える形にして、不安になった時に見ると効きます。(お散歩やストレッチを記録するとか)
私は、これまでの日課に加えて写経を書こうと思って、まずはお習字に通い始めました。先が長い~気が長い~(笑)
下手くそな字の半紙が溜まっていくので、「自分頑張ってる!」と自己満足に浸ってます。お試しあれ!

&ボトックスがあることもお忘れなく。痙攣が治まるまでお試しされても何の問題もないです。(^_-)

名前: アン [Edit] 2017-03-06 12:36

私は不安感が強くて、リボトリール飲んでますが、痙攣おさまったら、だんだん減らそう、と言われています。ふらつきも眠気もなんだか感じなくなってきて、慣れ?依存?できたら飲みたくないで~す。

名前: さとです [Edit] 2017-03-05 18:45

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