2014年1月末。
頭蓋内微小血管減圧術の手術前検査の結果が出て、
夫と手術前説明を受けるためにM記念病院に行った。
(初診時に、検査日、検査結果から手術説明を受ける日の2日を予約)

頭蓋内微小血管減圧術は、片側顔面痙攣三叉神経痛舌咽神経痛に共通の手術様式です。
  この3つの疾患は、問題となる神経の種類が違うため異なる症状を示します。



夫には、前日にいろいろな説明をしていた
と言うか、ここに至るまではあまりちゃんと病気の話をしていなかった。
もっと言うなら、私はしているつもりなのだけど、夫の耳には届いていなかった。
とにかく夫はとても忙しい人なのだ。

で、前日に慌てて、
私の片側顔面痙攣という病名や、(病医名すらちゃんと分かってなかった。
M記念病院について、脳神経外科のA医師について、
頭蓋内微小血管減圧術という手術についてetc.を予習してもらった。

「2人まで絞れたけど・・・」
脳神経外科のT医師とA医師のどちらに手術をしてもらうかが全然決めれらない。」

「でも、頭を開けるなんて気持ち悪いよね。顔は全然気にならないよ。やめなよ~。」

病院に行く前からこんな風に話がすれ違っていたから、
A医師とのお話しがどうなるか皆目見当がつかなかった。





診察室に入ると、いつものようにクールな様子のA医師が、
片側顔面痙攣についてはほぼ無知の夫に丁寧に説明してくれた。

1.手術前検査の結果報告
 ⇒全て良好。異常なし。

2.手術の説明
 ⇒頭蓋内微小血管減圧術。手術中聴性脳幹反応(ABR)モニターを行う。
原則トランスポジション法を取るが、状態によってはインターポジション法をとる場合もある。

3.昨年のA先生の片側顔面痙攣の手術実績
 ⇒100件前後。軽度の顔面麻痺者1名。聴力消失者0名。治癒率90%。

4.私の手術について
 ⇒細い血管が顔面神経にあたっているのがMRI画像より確認できる。
 ⇒耳の後ろにある乳突蜂巣を開けての患部へのアプローチになるので、感染症、随液漏れのリスクが高まる。
まだ脳が大きいので作業スペースが小さい。

5.本日の説明を家族に対しての手術前説明とすること、
  手術当日は家族の付き添いは絶対ではないを確認。
  (入院、手術は一人で受けられることを確認。私の場合は重要なこと。)



A医師の前では気おくれしてしまう私と違って、
夫はどんどん先生の若さや、実績について質問!

「充分な技術は持っています。」
「問題があれば、ここでこうして手術できていません。」
「私は術前術後一貫して治療を行って、良好な成果を上げています。」
etc.とのお応えだった。


私も、前二回よりもA医師に慣れてこの日は自分がしたかった質問ができた。


診察室を出てから夫が言った。
「データに基づいた明解な説明。欧米的自己アピール力。素晴らしい先生だね。」
「あの先生なら、手術を受けてもいいんじゃない。」
「技術も高そうだし、信頼できそうだ。よくA先生を見つけたね。」


ずっと欲しかったA医師のお墨付きを、この日夫が私にくれた。


A医師を探し出したことを凄く褒めてくれた。


私がこの日どんなに嬉しかったか、
彼の言葉がどれほど私にとって重かったか、本人は全然気付いていないんだろうな~。


そして、たった数十分の説明で夫を納得させ、
手術に同意させたA医師を心底尊敬してしまった。
Mr.脳外は手術の腕も良さそうだけど、話術もすごかった!
(Mr.脳外は私がA医師につけたニックネーム




片側顔面痙攣は、死に至る病気ではない。
片側顔面痙攣の手術は、絶対しなければならない手術ではない。
そんな中、手術に踏み切るかどうかはとても難しい問題。
日常に困っていると思っても、手術に踏み切るにはかなりの勇気がいる。
家族の支援、友人の応援。そういったものが、本人たちが思うよりずっと、
私たち片側顔面痙攣の患者の支えになっていると思う。


”手術をする”前提で、病院と医師を探していた私だったけれど、
もし、
もしもあの日、夫が賛成してくれなければ、
手術を決行する勇気を持ち続けることは難しかったかもしれない。




日頃私を支えてくれている家族、
そして友人に感謝感謝。


片側顔面痙攣は、そんな気持ちを私に教えてくれた。



私は基本型。遠方からの患者さんなど、それぞれに対応。詳細はこちら。
「片側顔面痙攣の手術のための予約・外来~M記念病院のケーススタディ~」
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-237.html


M記念病院A医師から入院後の手術前説明
2014.04.02 「片側顔面痙攣 入院1日目~手術説明~A医師から」
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-35.html

M記念病院のA医師の微小血管減圧術の手術のイメージは
2014.04.25「片側顔面痙攣 M記念病院~③手術のイメージはF1チーム!」
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-86.html

M記念病院A医師の手術の安全対策は
2014.04.25「片側顔面痙攣 M記念病院~④自分でできること=個人情報流失!」
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-89.html

関連記事
スポンサーサイト

病院・医師選び~相談で自分の考えを・気持ちを確認~

主婦の入院準備~自宅編~

comment iconコメント ( 0 )

コメントの投稿






trackback iconトラックバック ( 0 )

Trackback URL:

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)