東京医科大学病院の市民公開講座を聴講してきました。

第97回市民公開講座は、
安心して病院に掛かって頂くために
~患者さんと作る安心で安全な医療


これまでの東京医科大学病院での医療ミスについて、
また、そのため保険医療機関取り消しの行政処分を受けたことなどについても、
包み隠さず(かどうかは分かりませんが)お話しくださり、
そういった不幸な出来事から、
どういったことを学び、更に今後どう生かしていこうとしているか、
そんなお話しを聴きました。


その上で、
自分自身が納得して医療を受けるためには、
医療機関任せではなく、
患者さんにもちょっとした心構えが必要です。
とのこと。



安心安全に医療を受けるための心構えとは、
具体的には“3つのコツ”の確認。

1.
上手に医者にかかる10カ条(1998年厚生労働省研究チーム発表)
2.安全な入院生活のポイント(「阪大いろはうた」より)
3.医療事故を予防する20の秘訣(米国保健省のAHRQより)



今回は、の詳細をご紹介します。
◆【1.上手に医者にかかる10カ条】
~1998年厚生労働省発表(現在は新10カ条)
「患者から医師への質問内容・方法に関する研究」を参考にして~

1.伝えたいことはメモして準備。
  優先順位をつけておきましょう。 
  自分だけでなく他にも医療を必要としている人がいることを忘れずに。
  メモを渡して回答を頂くことも可能とのこと。

2.対話の始まりは挨拶から。

3.より良い関係作りはあなたにも責任が。

4.自覚症状と病歴はあなたを伝える大切な情報。
  ・症状を紙に書き出す(いつから、どこが、どのように)
  ・現在の病気・服薬 (お薬手帳があれば持参)
  ・これまでの病歴
  ・家族の病歴
  ・生活習慣(喫煙・飲酒量など)

5.これからの見通しを聞きましょう。

6.その後の変化も伝える努力を。
  「良くなった」「変化がない」「悪くなった」は大切な情報。

7.大事なことはメモをとって確認。
  ・受診予定
  ・治療方法
  ・気をつけること etc.

8.納得てきないときは何度でも質問。
  専門的な話なので、理解できなくて当然。何度でも質問を。
  帰宅してからゆっくり整理するのも一つの方法です。

9.医療にも不確実なことや限界がある。

10. 治療方法を決めるのはあなたです。





私のアドバイス
基礎知識は、自宅で心落ちつけて学ぶのが鉄則。
病院では、ーワードは正確にメモするか、医師に書いてもらって、
後から自宅でゆっくり、じっくり検索。
医師の説明は、何度聞いても分からない時は分かんないです。(笑)

“正確に”が重要です。
患者には同じように感じるワードでも、
全然別の意味となる言葉もあります。


講演内容。
まだまだあります。
次回は、安全な入院生活のポイントについて。
2.安全な入院生活のポイントはこちら
3.医療事故を予防する20の秘訣こちら




KoKoRoの声

講演でお話しされたのは、安全管理室室長 三木保氏。
とても印象的だったのは、
患者さんから頂いたお礼の手紙を、
一部スライドに映して披露していたこと。


三木保氏は、
「患者さんのこうした手紙は、嬉しいし励みになっている・・・」
と言う様な話をされていました。


ちょっと感動的。




少し前に、
『アンの日記』でも、
“医師へのお礼”についてが話題になっていたことがあります。
(コメントを交換しました~

ふと、
私も、自分の主治医(兼執刀医師)にお礼を書けばよかったな~
なんて考えました。

今更ですが・・・
書いてみましょうか。どうかなー。






豆 知 識

1998年厚生労働省発表『患者から医師への質問内容・方法に関する研究』は、
以下が改訂されています。
東京医科大学病院の今回の資料は、新旧が混在してしまっていました。
“旧”と“新”、比べてみてくださいね。
≪旧≫
9.治療効果をあげるため、お互いに理解が必要
 ・全て完全なわけではありません。
 ・医師と患者が理解しあって、お互いに最善を尽くすことが大切です。

10.
よく相談し、治療方法を決めましょう
  ・治療方法は1つとは限りません。患者はドライバー、医師はナビゲーター。
  ・両者で協力しあって、もっともよいコース(治療方法)を選んで下さい。


治療方法をじっくり考えることは、“完治”の成功方法です。
『ご挨拶・ご案内頁』:サイトマップ
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-121.html

もう一度。患者さんが安心安全な医療を受けるための“コツ” その2は、
入院生活での注意点です。
「安全な入院生活のポイント~かしこい患者になるために~その2」
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-295.html

以前ご紹介した
『ささえあい医療人権センターCOML(コムル)』で冊子が販売されています。
『新・医者にかかる10カ条』
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