引き続き東京医科大学開催、97回 市民公開講座、
安心して病院に掛かって頂くために
~患者さんと作る安心で安全な医療~

のご紹介です。


『患者さんが安心安全の医療を受ける為のコツ』
として解説頂いたコツ”は3通り。 

1.
上手に医者にかかる10カ条(1998年厚生労働省研究チーム発表)
2.安全な入院生活のポイント
3.医療事故を予防する20の秘訣(米国保健省のAHRQより)



今回は、第3番目について。
米国厚生省の下部組織であるAHRQ(医療分野の研究と質向上を 支援する部門)が、
患者さん向けに2000年4月に公表したものです。
資料としてやや古い気がしますが、
医療従事者の間では、最も認識されているものだそうです。


◆【3.医療ミスを防ぐための20カ条】
~20 Tips to Help Prevent Medical Errors~
※東京医科大学で頂いた和訳資料から抜粋
修正していません。ちょっと面白い訳かも。

1.医療を防ぐ最もよい方法は、あなた自身が診療チームの一員となることです。
治療に積極的に参加する患者さんの方が、
治療結果がよいという研究結果が出ています。


2.医師があなたが服用している薬(補助栄養食品を含む)を
全て把握しているか確認してください。

3.医師が、あなたに薬による
どんなアレルギーや副作用があったか知っているか確認してください。

4.処方箋をもらったら、読めるかどうか確認してください。
あなたが読めなければ、薬剤師も読めないと考えるべきです。

5.あなたに処方された薬について、
処方箋をもらう時と、薬をもらう時の両方の場合に質問してください。

6.薬剤師さんから薬をもらう時に、
医師が処方した通りの薬が入っているのか尋ねてください。
処方ミスの88%は間違った薬か、間違った薬要領でした。

7.薬の袋に書いてあることで疑問があったら確認してください。
1日4回が、6時間おきのことか、普通の昼間に4回のことなのかなど。

8.水薬の場合は、薬剤師に何を使って軽量すればいいかを聞きなさい。

9.あなたが使っている薬にどんな副作用があるかを書いた文書を貰いなさい。
何がおこるか分かっていれば、副作用が悪化する前に医師に報告できます。

10.あなたが受けるのと同じ治療法や手術を多く手掛けている病院に入院できれば、
その方が結果がいいことが多いです。


11.入院したなら、直接あなたに触れる人たちが手を洗ったかどうか聞いてみなさい。
手洗いは院内感染を予防する有効な方法ですが、
きちんと行われていないことがあります。
あなたが聞けば、
介護する人たちが手洗いを励行するようになるという研究結果が出ています。

12.退院前には、医師に家庭での療養法を聞いてください。

13.手術を受ける場合、あなたと、主治医と、執刀医師とが、
行う手術について完全に理解しあっていることが必要です。

14.分からないことがあったら、質問する権利があなたにはあります。

15.誰があなたの手術に責任があるかを明確にすること。

16.あなたの治療に関わる全員に、
あなたの健康に関わる情報が伝わっているかを確認してください。
「みんな知っているはず」は危ないです。

17.家族や友人に、代理人として付いてきてもらいなさい。

18.検査や治療が必要なのか、それをすれば何がいいのかを知ることが大事です。
やらずもがなってこともあるんですよ。

19.検査を受けたら結果を聞きなさい。
何も言われないから大丈夫だったなんて思っちゃだめですよ。

20.あなた自身の状態や治療法について医師や看護師に質問し、
その他にも調べてよく理解しなさい。
医師にあなたの治療が最新の根拠に基づいていることを確認しなさい。





市民公開講座で、
自分自身が納得して医療を受けるためには、
医療機関任せではなく、患者さんにもちょっとした心構えが必要です。

から始まった、
医療を受ける際の“3つのコツ”の解説。


3番目のコツは、
“米国ならでは”のコツもありましたが、
1番目、2番目のコツとあわせて
賢い患者になるためにご活用くださいね




1.上手に医者にかかる10カ条は こちら
2.安全な入院生活のポイントはこちら


入院前にはこちらも要チェック
『意識しようスキンテア~あきらめない。少しでも気持ち良く治療を!』
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-517.html

セカンドオピニオンをお忘れなく!
『今時の医療~患者が主体的に選ぶ医療~情報の共有で納得』
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-347.html

朗報!「紹介状をお願いしても、あなたの主治医は気にしないよ」という話
『・・・~セカンドオピニオンのお願いについて』
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-361.html






KoKoRoの声

今回の講演では、
片側顔面痙攣という病気と向きあって、
自分にとっての最適な病院・医師、そして最良の治療を受けるために、
私が意識してきたことが正しかったと確認できて満足。

またレジリエンスも高められた気がします。
(達成感、自尊感情などから。自己満足



私が手に入れたものは、
皆さんが手に入れられるものです。

(『アンの日記』には、
既に良い結果を得ている皆さんからコメントが来ています。


皆さんが、皆さんにとって最適な治療を受けられますように。
皆さんの治療が、他の皆さんの最善な治療への一歩となっていますように。




『アンの日記』を始めてご訪問の方はこちらへ(サイトマップ)
『ご案内・ご挨拶頁~微小血管減圧術の手術の成功率をあげるためにできること』
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-121.html



医療ミスを防ぐための20カ条』は、こちらのサイトが分かりやすい!
医療安全推進者ネットワーク
患者の立場からできる『医療ミスを防ぐための20カ条』
http://www.medsafe.net/contents/hot/12tips.html#wrapper

『20 Tips to Help Prevent Medical Errors』英文資料はこちら。
http://www.ahrq.gov/patients-consumers/care-planning/errors/20tips/index.html

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comment iconコメント ( 2 )

ももぞうさんへ

初めまして。こんにちは。(*^_^*)
お問い合わせの件、別方式で返信いたします。もしご確認できないようでしたら、お手数ですが改めてご連絡をお願いいたします。

名前: アン [Edit] 2015-06-05 21:18

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名前: - [Edit] 2015-06-05 12:08

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