まるか食品の『ぺヤングソース焼きそば』の再販売が、
物凄く話題になっています。

ぺヤングソース焼きそばの虫混入事件については何となく記憶にありましたが、
再販売についての情報には全くの無知だったので、
テレビやラジオから流れてくる
ぺヤングソース焼きそばフィーバー』に驚きました。


すっごい人気なんですね~


調べてみると、1975年(昭和50年)販売開始。
業界初の四角い容器採用。
※1971年販売、日進食品「カップヌードル」が最初のカップ麺。




“子供の頃から食べている味は、記憶とも密接に関係している”
とは、京都大学農学研究科伏木亨教授談。

子供の時の食生活は、
大人になってからの嗜好に大きく影響することが分かっています。
また、
子供の時の味の記憶は、
“思い出” と共に蘇って、
“同じ味” をより一層美味しく感じさせてくれるもののようです。





食を味わう時、
味とともに重要なのは “匂い” です。


脳における味と匂いの記憶様式の違いを比較すると、
匂いの記憶はシンプルで、原型に忠実で持続力がある。


これは、
味覚、触覚などの感覚情報は、脳の他の部位を経由して送られるのに、
臭気分子は、脳の中で情動を司る扁桃に直接送られることと関係があるのかもしれません。

つまり、
“匂い” の記憶は “味” の記憶より正確で、
より“個人の感情”との結びつきが深いということです。





ぺヤングソース焼きそばの人気は、
“味の美味しさ”にあるのでしょうが、
その“匂い”そして、
味と匂いに喚起されるノスタルジックさが大きく影響している気がします。





豆 知 識

20世紀の文豪の一人マルセル・プルースト氏。
その著書「失われた時を求めて」は、
主人公が、マドレーヌを紅茶に浸した時の匂いを嗅ぎ幼年時代を思い出すことで始まります。

現在では、文豪の名をとり、
この特定の匂いが記憶を誘発する心理現象は、
プルースト効果プルースト現象)」と言われています。


文学作品の中で表現された心理現象は、
販売戦略、医療への応用などの目的で研究が進められ、
科学的に解明されるのも間近なようです。



ぺヤングソース焼きそばの人気は、
失われた時を求めてのプルースト効果みたいなものかもね~。』
なんて言ったら、友だちを無くしそうです。
今日の豆知識は、話のタネにしませんように。(笑)



■“味覚と脳”の関係は、“嗅覚と脳”の関係よりも研究が遅れているそうです。
食事中には、脳の活性を測るためのMRIやPETの中に入れないからとのこと。ナルホド
※今は、それらを使わない実験方法が考案。

■日清食品のカップヌードル、マクドナルドのハンバーガーといった食品、
おもちゃのアメリカンクラッカーなどは、
1970年代、銀座の歩行者天国から新しいトレンドとして発信され、
日本全国に広まる
。ヘエ~





KoKoRoの声

カップ麺は、1971年には販売されていたんですね。
私が生まれて初めてカップ麺を食べたのは、1978年か79年。
学校の工作か理科の実験で容器が必要だったので、
家族と分け合って1つのカップ麺を食べました。
美味しいな~と感動したのを覚えています。


日本マクドナルドが最初に銀座にオープンしたのが1971年。
銀座三越前です。
多分オープン当日は、銀座のパレードの日でした。
初めて食べたハンバーガ―がとっても美味しかったこと、
パレードでは、ウルトラマンが車の上に乗っていたことを薄っすら覚えています。
(記憶違いかも・・・。
月がずれてるかな。とにかくパレードの日にマックを初めて食べたー

1971年(?) 銀座パレード 1971年銀座パレード 皇居前 3歳♪皇居前。同じ日?


1970年代のトレンドの食。
私の中では、“わ~ぁ、こんなの初めて~”
という、わくわくした記憶と結びついていました。



“アンの日記” をご訪問頂く皆さんは、
私と同年代の方が多いのかな~と思っていましたが、
ずっと若い方も、ずっと先輩の方々も大勢いらっしゃいます。

片側顔面痙攣という病気は、
病院サイトで得られる情報よりずっと年齢幅が広い気がします。

今日の私の“食の記憶” は、
どの位の人と共有できたでしょうか。
まるで“歴史の教科書の中” のように感じた方もいたかも。


“食の記憶” は、
年齢、性別、地域差、個人の生活習慣・・・
たくさんのものと結びついて、
心の奥の深いところで、
一人一人違った形の想い出になっていそうですね。

 


2014年紫綬褒章を受章、京都大学農学研究科 伏木 亨氏発表資料。
「やみつきを支配する うまみの科学」

プルースト効果』に関する研究論文。
『Proust nose best:odors are better cues of autobiographical memory.』
※PubMedで検索される方は、PMID:12184552

2013年花王感性科学研究所、愛知医科大学が共同で『プルースト効果』に関する研究を発表。
本編見つけられず検索中。自分メモ)
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