傷跡傷痕(どちらでもOK)
医学用語では、瘢痕(はんこん)




“いかにして傷跡を残さないか”
気を配っているのは、女性ばかりではないようです。


現代では、ニキビ跡”を残さないように、
皮膚科に通院する男子学生も多いと聞きます。

傷跡は男の勲章” なんて叫ばれた時代は、
もうはるか昔のことみたい。






小さな切り傷やすり傷は、自然にしていれば治ります。
ただ、“傷跡を残したくない”場合は、
もう少し積極的に、“自分でできること”をした方がよいようです。




今回は、最新医療として行われていることを、
米国マウントサイナイ・アンカーン医科大学の皮膚科の臨床准教授、
Ellen Marmur氏の解説でご紹介します。




------------------------------------------------------
傷跡をのこさないために自宅でできる治療法

-----------------------------------------------------
~自然治癒力を引きだす治療方法~


1.刺激の少ない石鹸と流水で創部(傷)を洗う
 ごみなどを丁寧に除去し、細菌の繁殖を防ぐ。


2. 傷口にワセリンを塗る
創部(傷)の乾燥とかさぶたの形成を予防する。


3.絆創膏で創部(傷)を覆う
清潔に保てば、抗菌性の軟膏を使用する必要はない。


4.治癒するまで、きれいに保つために1日1回交換する




5.傷口が治癒した後は、外出時は日焼け止め(SPF30以上)を塗る
直射日光を遮って、傷跡が赤や茶に変色するのを抑えたり、
傷跡の速い消失に役立つ。







傷跡をできるだけ残したくないなら、
傷が治った後、日焼けしないように対処するべし



ただし、
大きな擦り傷、ただれ、火傷の場合など、
自然治癒力に頼るだけでなく、薬を積極的に使うべきケースもあるとか。


傷の治療は、自宅で自然治癒する(これも最新医療!)か、
病院で治療するかよく考えて、
傷の程度にあった適切な方法をとにかく速やかにすべし







“傷跡を日焼け止めで守る”は、
傷の程度と関係なく“自分でできること”ですね。お忘れなく!



追記)

今日のEllen Marmur氏のアドバイスに関して、
「ラップを使って乾燥を防ぐ場合は、ワセリンは不要と思う」
という皮膚科医の意見もありました。








豆 知 識



◆マウントサイナイ・アンカーン医科大学について


付属大学病院、マウントサイナイ病院は、
USニューズワールド・レポートが選ぶ全米病院ランキングで、
12の専門分野でトップに選ばれています。

マウントサイナイは、
米国で信頼されている医科大学・病院です。


信頼のおける医科大学の教授の解説は、
ネットで氾濫している“自宅での治療法”より、
信じるに値する気がします。




因みに、私はこの病院で出産。
良い病院の選択は、“安心”のためにも大切。
それだけで治癒力があがりそうです

ふる~い建物ですが、
ニューヨークの5番街にあって、
有名なセントラルパークが見下ろせる病院でした。







KoKoRoの声

傷跡を日光から保護する!
を読んで思い出した事。


20年以上前、
原付バイクで転倒して顔に擦り傷を作ってしまった時、
医師から(何科だったろう?)
「擦り傷が治ったあとも、日を浴びないようにガ―ゼで覆うように」
言われました。


当時は、傷跡が白いだけなのに、
「こんな大きなガーゼ貼って学校へ行くなんて」

と思っていたけれど・・・


その医師は、若い女性の顔に傷跡が残らないよう、
正しいアドバイスをしく下さっていたんですね~。
確かに、傷跡は残っていません。感謝感謝





現在は、日焼け止めの機能が驚異的にあがったので、
傷跡のケアは“日焼け止め”だけで大丈夫そうです。

(2016年10月の健康セミナーでは、ビタミンDの生成を阻害するほど、
日焼け止めの機能がアップしていると問題視されていました)






10年以上前、
子供のお迎えに遅れそうで走っていて転倒。

両膝の出血が翌日になっても止まらないので受診したところ、
繊維芽細胞まで削げてしまっていました。



自分で水洗いして治るレベルを越えた擦り傷でした。


“痛み”は、必ずしも傷の深さ・大きさを測る指標にはならないかも。
“痛み”を感じている暇も無い時もあるかも。カモカモ




対処方法を決める時は、
まずは怪我はよく観察する
ことが、一番大切なようです。




改めて、傷口の止血・消毒方法を調べました。最新医療です。
『今、怪我した方へ!直ぐに使える切り傷の止血・消毒方法』
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-606.html

手術後の消毒については、こちらでご確認を!重要です
「正解はどちら?~手術創の消毒はするか、しないか?」
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-94.html

日本の病院は色々な面で最高です。(と思う)
海外在住の方も、日本で治療できます。
『遠方・海外・地球の反対側からでもweicome!』
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-105.html

関連記事
スポンサーサイト

弱音を吐ける人こそタフ ~「できない」を受け入れる~

トレーニングなしの激しい運動の危険!~敗血症~

comment iconコメント ( 2 )

はるさんへ

はるさ~ん、暑いですね~。(^_^;)
「消毒は傷の治癒を阻害する」は随分前からデータが出ていることです。でも、今第一線で活躍されている医師が大学で学んでいる頃は、まだ消毒はすべきことだったので、「培った知識」を捨てきれない医師が未だにいるようです。
流石にそろそろ病院では全面「しない」になるかもですね。

「消毒しない」は、「傷口がきれいな場合」が前提条件です。(なので術後は基本的に消毒しなくてOK)
傷口がきれいに切れていない場合は、やっぱり消毒も考慮した方がいいようですよ。

これからのシーズンは、「補水」にご注意くださいね!
血液ドロドロ防止は、私達にとって再発予防にもなる気がします。(^O^)/

名前: アン [Edit] 2015-07-13 07:52

今晩は アンさん

昨日だったか一昨日もネットのニュースでも学校の保健室でもけがをしても消毒はせずに流水で洗う・・・とありました。

そう云うと入院中術後は消毒は何もしなかったなあと思い出した(笑)
とアンさんが書いていることに妙に納得したはるでした。

名前: はる [Edit] 2015-07-11 21:59

コメントの投稿






trackback iconトラックバック ( 0 )

Trackback URL:

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)