痛みに対する対処療法が違う。』

痛みに対する日米の考え方の違いは、
広く知られています。


どんな風に違うかというと、
例えば、オキシコドンについて。

オキシコドンは、オピオイド鎮痛薬と呼ばれる医療用麻薬に分類。
脳や脊髄などの中枢神経にあるオピオイド受容体に結合することによって、
痛みを和らげます。



■米国の場合

オキシコドンの治療には、医師の処方が必要。
ただし、歯痛や生理痛などの急性の痛み
腰痛や膝の痛みなどの慢性の痛みなど広く使われる。

オキシコドンの平均消費量:1人 243.8㎎



■日本の場合


医療用麻薬の管理が厳格。
医療用麻薬を処方できる医師は、都道府県単位で登録。
オキシコドンは、登録医がいる医療機関でのみ処方され、
使用量の記録・管理が義務付けられている。
誰もが簡単に入手できる薬ではない。
がんによる痛みにのみ、使用が許可される。

オキシコドンの平均消費量:1人 3.6㎎(米国の1.4%)
※世界平均13.5㎎の3割以下




オキシコドンの使用に際し、医師の処方が必要な点は日米共通ですが、
広く使用され認知されている米国に対し、
日本では限定的にしか使用されていず、一般的には知られていません。


今回のご紹介は、
2015年7月23日 日本経済新聞の記事から。
この記事の中で、東京大学病院准教授中川恵一氏は、
トヨタ自動車元常務が麻薬取締法違反の容疑で逮捕されたことにも触れられ、
日米の医療用麻薬に対する認識の違いについて述べられていました。

痛みをとることは医療の基本です。
日本における医療用麻薬のあり方を再検討する時かもしれません。
とのこと。



痛みを軽減させることは、早期回復のために重要

であり、
多くの医療機関で痛みのコントロールに取り組んでいます。





KoKoRoの声

医療用麻薬について。
米国では簡単に処方されるものだというから、
私も使ったことがあったのかも。
(お薬手帳なんかないから、さっぱり分からない。


私は、米国で外反母趾の手術を受けています。
両足とも日帰りで。
日本なら2週間位入院するのに。。。

米国では、外反母趾の手術は保険適用。
(国民皆保険制度はないので、自分で加入する健康保険)
多くの人が手術を受けていて、
専門のフットケアドクターがいます。

米国人は、ばんばん鎮痛剤を飲んで、当日からがんがん歩く。
ところが、私は当時(20年程前)、
処方された分量を飲んだら、ふらふらで歩けなくなってしまった。。。



『薬の効き目は人種により異なる』
は、実は研究機関でも知られていること。

詳しくは、また別の機会に。



痛みについての最新医療情報をご紹介しています。
「正解はどちら?~術後の痛みは我慢するか、しないか~早期回復のために♪」
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-168.html

「慢性痛って病名ですよ~正しい痛みの対処方法」
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-268.html

2015年7月23日 日本経済新聞 『がん社会を診る』 中川恵一氏
「麻薬で痛み治療 日米の違い」 より



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