前2回、東京大学教授 玄田有史氏の『希望学』をご紹介しました。
(正式名称は『希望の社会学』)


国際比較もされているこの研究。
日本人に
「あなたの希望は何ですか?」と尋ねると、
「もっとよい仕事がしたい」とか
「自分らしく働きたい」など
仕事にまつわる希望を語ることが多いとのこと。


玄田氏によると、(日本の場合)
希望が社会に広がるための一番の手段は、
まぎれもなく
雇用対策の充実


『雇用』は様々な側面からか考える必要があるのですが、
分かりやすく大学卒業の就労者をみてみると、
2014年3月に大学卒業者のうち就職した割合は、69.8%。
安定した就職先に就いていない者は10万5千人。(卒業者に占める割合18.6%)
総務省統計局資料より

前年度より改善はされているのですが、
この数字を見て安心と思える人は少ないと思います。



そんな中、
実際に雇用が伸びている分野は、「医療・福祉」
「専門サービス業」及びその他製造業も、今後の発展が期待される分野です。


玄田氏は、それに加えて、
非営利組織(NPO)、社会的起業、地域活動や芸術振興など、
人をつなぐビジネスを担う人々は、今後の日本の希望の星

だと述べられています。



今までとは違う就労形態、ビジネスモデルが望まれる中、
色々な形の“人をつなぐビジネス”が期待されています。

なんとなく、女性の活躍の場が増えそう。
そんな予感。
(だって、人をつなぐって女性の得意分野




最後に、
優しい気持ちが溢れる玄田有史氏の言葉をご紹介。
(表現の仕方は、強い。笑)

希望学で明らかになったのは、友達が少ないと思っていたり、
孤独を感じている人ほど希望を持ちにくいことだった。
人と人のつながりがさらに薄れていくとすれば、希望はますます遠のいていく。
~省略~
孤立した人を社会に結びつける広い意味でのビジネスが、
地道に成長していくしか手はない。
人の気持ちや行動に寄り添い、適度に上手におせっかいができる。
そんな高度な専門性を持った人材を政策的に養成していくべきである。





○気持ちに寄りそう
○適度におっせっかい
言うは易し。実はとても難しいことです。
バランス感覚が必要とされる、まさに『高度な専門性』


こんな仕事をされている方にエールを送るつもりで、
今日の“アンの日記”を記しました。


玄田有史氏の言葉をもう一度。
人をつなぐビジネスを担う人々は
今後の日本の希望の星だ~! 



女性の味方な方のような気がするので、(多分)
玄田有史氏を応援したいと思います。フレーフレー



東京大学教授1玄田有史氏の『希望の社会学』における“希望”をご紹介しました。
「幸福と希望~このままでいたい気持ちと変わりたい気持ち」Part1
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-348.html

「希望は自分でつくるもの~そして希望は紡ぐもの、繋げるもの」Part2
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-349.html


2011年1月7日 日本経済新聞ー経済教室ー
『「希望」という物語 自ら紡げ』 玄田有史氏(東京大学教授)より
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