思わず笑っちゃった。

でも、当事者にとっては、
全然笑えないことだった話。



両親と娘と4人で、
関東近郊に一泊二日でお出かけをしました。
(夫は出張中)


広いお部屋にエキストラベッドを入れていただいて、
4人一部屋にお泊りすることにしました。
広いお部屋は、バス&トイレも広々。
別にシャワールームも付いていて、母も大満足。


老舗旅館だと、大浴場の足場が悪いことが多いので、
ホテルの大きなお風呂位が、足の悪い母にはちょうどいい。


バスソルト、シャワージェル、温泉の元などを持参したから、
なんとなく優雅な雰囲気でお風呂を楽しんでいた、
らしい。。。


ところが、
なかなか出てこないから、声を掛けたら、
バスタブに長々足を延ばしたまま身動きが出来なくなっていました。


もちろん、生まれたままの姿で。


1人でなんとかしたかった母は、
足の指で栓を抜いて排水をしてしまっていたから、
バスタブにはお湯も無し。

慌ててバスタブの隙間に入って、
抱えようとしたり、引っ張ろうとしたりしたけれど、
母が痛がって動かせず、四苦八苦。

結局、あちこちにバスタオルを挟みこみ引っ張り、
本人が自分の痛みを確認しつつ力を調整して立ちあがって、
無事救出。(?)

母いわく、
「広々したお風呂で気持ちよく足を延ばしたら、
そのあと曲げられなくなってしまった・・・」



母は、股関節が悪くて杖をついています。
普段はあまり動かせない足の付け根なのに、
温かいお風呂にはいったら、
いつも固まっていた筋肉も気持ちよ~く伸びてしまったのかもしれません。




落ち着いて考えてみると、
一緒に泊っていて本当によかった。
彼女の機転で、バスタブの栓を抜いていてよかった!

高齢者溺死事故は、
こんなに簡単に起こるんだな・・・
と、実感した旅行でした。





最初一目見た時は、
白いバスタブに大きなトドが寝そべっているようで
笑ってしまったけれど・・・
今思い出しても笑えるけれど・・・
(ママゴメンナサイ)

ちょっと位アクシデントがあっても、
家族旅行は、やっぱり楽しい





豆知識

溺死』なんて、
縁起でもない言葉を使ってしまってごめんなさい。

でも、
家庭で高齢者が入浴中に溺れて死亡する事故が増えているそうです。

2016年1月20日に、
消費者庁から呼びかけが出されています。

厚生労働省の統計によると、
家庭での浴槽溺死者は、10年で7割増。
(うち9割が65歳以上)
2004年2870人 2014年4866人

※その他東京都健康長寿医療センター研究所によると、
入浴中のヒートショックが主な原因で亡くなった人は
11年で約1万7000人と推計。


■【消費者庁から出されている注意点】

・入浴前に浴室や脱衣所を暖める
・湯温は41度以下
・つかる時間の目安は10分まで
・浴槽から急に立ちあがらない
・飲酒、食後直ぐの入浴は控える
・入浴前に同居者に一声かけて見回ってもらう


一般に知られている血圧などの体調変化以外にも、
浴槽から立ちあがれない場合もある

ことを今回実感。
(力つきて沈みこんだら溺死


皆さん、お気をつけて。


2016年1月21日 日本経済新聞 『高齢者の入浴事故多発』より
2016年3月5日 日本経済新聞『平均700万円、浴室関連を優先』
高齢者自宅リフォームも選択肢~より
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