言葉は難しい。
と、思うことがよくあります。

と言うより、
言葉は難しいと日々感じています。


ふだんペラペラとお喋りしているのに、
「〇〇について説明しよう」とか、
「気持ちを伝えよう」とか思ったとたん、
言葉は扱いにくい難しいものだと感じてしまいます。



言葉は扱いが難しいものですが、
医療の現場、医師と患者の間では、
‟上手な言葉のキャッチボール”が求められます。



医師と患者の双方が言葉を駆使して、
十分なコミュニケーションを取ることによって、
最善の治療が行えるからです。






ところが、最近では、
医師と患者の間で、
言葉の上手なキャッチボールが行えず、
言葉が深刻な問題を巻き起こしているようです。


年配の医師が、
若い患者の「ビミョー」「フツー」「ヤバイ」などに代表される
若者言葉を理解できないとか、
逆に、若い医師が、
年配の患者の表現が理解できないとか!
ナルホドナルホド。
アリソウアリソウ。





患者と医療者が協働する医療の実現を目指し活動する
認定NPO法人COML(コムル)の山口育子氏は、
「異なる世代間での共通言語が、
危機的に少なくなってきていると感じます。」

と述べられています。
例に挙げた体験談(実話!)はこんな感じ。


若い研修医が、高齢の男性患者から採血をしようとした時、
採血に適した血管が見つからず失敗を繰り返しました。
合計4回失敗した後で、高齢の患者に
「なぁ、兜を脱ぐか?」
と言われました。

この場合、兜を脱ぐ=降参する
と理解すべきところを、
「僕は励まされてるんだ!」

と誤解した若い研修医は、
高齢の患者さんの励ましに応えるべく、
あと2回採血を強行したのだとか。
ヒエ~







コミュニケーションを取ろうとする気持ちが、
医師と患者の間に十分に有る時ですら、
コミュニケーションを取ることが難しくなっているようです。 
技術的に。
日本人同士なのに…



言葉は生き物です。
成長する社会では、
言葉の持つ意味、使い方が変化していくのは当然だそうです。


その意味では、
寿命が延びるほど、社会が成熟するほど、
使われる言葉は多様性を増すことになります。


病気の症状、
痛みの程度、
もっと大まかな体調について・・・
『伝えるための術』が、
言葉以外に求められているのかもしれません。



今、自分のためにできること。
それは、「医師に、自分の症状を正しく伝えること」です。
診察前の準備に、『アンの日記』をご利用下さいね。
ここでの繋がりが、
最善の治療に繋がっていきますように… 





-《宝 箱》-----------------------------
COMLは、 医療現場により良いコミュニケーションを築く活動をしている、
認定非営利活動法人。(電話相談等)
患者と医療者が“協働” する医療の実現を目指し、
医師・医療関係者にも支持される団体です。

認定NPO法人ささえあい医療人権センター
COML (コムル)
http://www.coml.gr.jp/index.html
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2014年9月COMLをご紹介したことがあります
『賢い患者~いのちとからだの10カ条~』
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-114.html

2病院の公開講座を受けました。その1~3まであります
『上手に医者にかかる10カ条~賢い患者になるために』
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-294.html

片側顔面痙攣、MVD対象疾患の皆さんはこちら
『アンの日記 ご案内頁』
http://20140403az.blog.fc2.com/blog-entry-121.html

わらしべ長者的繋がりの話!医師との出会いに感謝
『全ては繋がっていく~わらしべ長者的な話~』
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